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現役高校生からの質問にソニックガーデンの中の人が答えた回答とは!?〜会社見学会(追記)

先日行われた、松江商業高校の生徒たちに向けての会社見学会。見学中も様々な質問がありましたが、時間の都合上すべての質問に答えることができなかったため、紙に質問をまとめて書いてもらい後でソニックガーデンのメンバーに答えてもらう形式をとりました。ソニックガーデンのメンバーがどのような価値観を持っているのかがわかる内容だったので、いくつかの回答を取り上げて記事としてまとめてみました。

新しく起業を立ち上げる時に不安だったりはしませんでしたか?
倉貫の顔倉貫
不安はありましたし、今もあります。とはいえ起業してなくても、いつどんな大変なことが起こるかわからないので、必要以上に不安に思わないようにしています。あと、たった一人で起業した訳ではなく仲間と一緒だったので、心強かったです。
起業を立ち上げる際に大変だったこと・思っていたのと違っていたことはありますか?
倉貫の顔倉貫
大変だったことは、それまで開発しかしたことがなかったので、営業や経営など、頭ではわかっていても経験値の足りないことは大変でした。自分たちらしい経営ができるようになるまでは、判断に迷うこともあって、無駄なこともしたり大変でした。
思っていたのと違っていたことは、世の中には沢山の常識や習慣があるけど、必ずしも従う必要はないのだな、ということ。リモートワークとかね。思っていた以上に自由で、自分たちが考えて信じたやり方を突き詰めて良いんだな、ということですね。
自由度が高い会社だと感じたのですが、なんの狙いがあって自由度を高くしているのですか?
髙木の顔髙木
結果的に自由度が高く見える会社になったというのが正しい気がします。何に対しても考え方は変わらず、必要なものは取り入れるし、無駄なものはなくしていく方向で進めています。( 必要だと思って取り入れたけれど、不必要だったという時もあります。その時はまたなくしていきます。)
在宅勤務だとコミュニケーション不足になりそうですが、そうならない為の秘訣を教えてください
伊藤の顔伊藤
リモートでもお互いの顔が見える、気軽に雑談できる、しょーもない独り言が言える、すぐにビデオ会議で話ができる、といったことができればコミュニケーション不足にはなりにくいです。Remotty( https://www.remotty.net/)を使いはじめてからSkypeを常時音声接続していたときよりコミュニケーション量が増えてる気がします!
もやもやと考えてることを形にする為にはどうしたらいいですか?
高校3年生の時にやっておけばよかったと思うことはありますか?
大学でできる勉強と社会に出てからの勉強はどう違いますか?
髙木の顔髙木
自分の為か、誰かの為になるかというところが違うように感じます。(研究になってくるとまた別かもしれせんが…。)授業等で教えてもらって学ぶことは自分のためのものだと感じます。特に授業を選ぶことのできる大学は自分の好きなことが学べます。また、やらないという選択も出来ます。それに対して社会にでてからの勉強は、「会社やお客さんのために」というものがでてきます。自分の好みに関係なく勉強することに対して責任が伴ってくる点で大変な面もあるなと感じます。その反面、成果が自分以外の人のためになるため喜びが大きいとも思います。
どちらも重要であることは変わりなく、自分次第で楽しくしていけるものなので辛くならないように工夫していくことが大切だと思っています。
大学に行かずに高卒で就職しておけば良かったと思うことはありますか?
安達の顔安達
思ったことはないですね。大学で”講義を受けるだけ”だったら行かなくてもよかったと思うのかもしれないですが、研究室でネットワーク/サーバの管理などを通じて実践で活かすことのできるスキルを身につけることができ、それが今になっても役立っているので。あとは、就職のタイミングで上京したのですが、上京してからも大学の同期と一緒に遊びに行ったり飲みに行ったりでき、仕事以外の時間でも気軽に話せる友達が近くにいてくれて助かったことも多々あったので。
IT の世界は常に新しいことを勉強する必要があると思うのですが、難しいことを理解するのに苦労しませんか?
遠藤の顔遠藤
僕の場合は趣味を仕事にしたタイプなので、苦労はしてないですねー。大変か大変じゃないかでいったら大変ではあるんだけど、苦しくはない。感覚としては高難易度のゲームをひたすら攻略して遊んでる感じ。そもそも一日中プログラム書いてても全く飽きない質だから、遊び感覚で色々触ったり学んだりしてます。
何が一番大変だと感じますか?
西見の顔西見
お客様のシステムに対して100%責任を持つということです。100%責任を持つということは、休日であっても、夜寝ていても、楽しく飲んでいるときでも、何か問題があったらすぐに対応できる状態である、ということです。とても大変なことに思えませんか?
しかしこれは同時に「やりがい」でもあります。そもそも責任を持てない人間が他人のシステムを作るべきではないし、責任があるということは、問題が起こらないようにキッチリとシステムを作るためのモチベーションになります。まさに、表裏の関係ですね。きちんと責任を持ってシステムを開発し続けられるように、精進あるのみです。
上手く行かず、投げ出したいと思った時はありますか?
上田の顔上田
あります。何度もあります。まず、「うまく行かなくても、命まで取られることはない!」と自分に言い聞かせます。そして、ちょっと頭を冷やして深呼吸したり、次の日に持ち越したりします。時間をおくことで、頭も切り替わって冷静になれるしね。
そして、同僚や先輩とかに相談します。もやっとしている場合は、トツトツと話をするだけでも良いのです。別の視点からのコメントやアドバイスがもらえることもあります。自分一人で悩まないことです。他人に相談するのに勇気が必要なときもあります。恥ずかしかったり、馬鹿にされるかな?とか、悩んでしまうのです。でも、そこを乗り越えるだけで、新しい道が拓けるのです。
IT業界において女性社員がいて良かったと思う場面はありますか?
松村の顔松村
IT業界の人口比率として、男性が多いので、女性も増えると健全になるというふわっとした話は一般論。
SonicGardenにおいての職人としては、男性・女性関係ないんじゃないと思います。お客さんにどのように満足を得ていただくかは、それぞれの職人の個性を持って提供していくものだと思います。男性と男性でも違うので、女性もそれぞれの個性を活かしていく形で職人の道を極めていくのかなっと思います。

ライティング:髙木 咲希
15年4月にソニックガーデン初の女性プログラマとして新卒で入社。師匠のもと、技術力を高めるベく日々奮闘中。夢は自分の技術で人を支えていけるようになること。

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