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ソニックガーデンらしさとは? 社員が選んだ10のキーワード

会社の「らしさ」は、外から見ているだけではなかなかわかりません。中で働いている人たちは、何を大切にしているのか。今回、社員に直接聞いてみました。

ソニックガーデンには、代表の倉貫が創業前から書き続けているブログ「Social Change!」があります。記事数は600を超え、その中に私たちの試行錯誤と考え方が詰まっています。
今回、このブログから象徴的なキーワード46個をAIで抽出し、社員が「自分にとってのソニックガーデンらしさ」を選んで投票するイベントを開催しました。

もちろん、ソニックガーデンらしさがこの46個に収まるわけではありません。今回の選択肢に含まれなかったキーワードもあります。あくまで、今の社員たちが選んだ「私にとってのらしさ」として読んでいただければと思います。

本記事では、その投票結果のTOP10を社員たちのコメントと共にご紹介します。


目次

    第1位 変化を抱擁する

    1位に選ばれたのは、「変化を抱擁する」でした。

    「変化を抱擁する」は、もともとソフトウェア開発手法の「エクストリームプログラミング」から生まれた考え方です。要求も環境も変わり続けるという前提に立ち、変化に抗うのではなく受け入れることで、よりよいソフトウェアをつくっていく。ソニックガーデンはこの考え方を、ソフトウェアの作り方だけでなく、会社や制度の運営にも適用してきました。

    変化を抱擁する姿勢が組織としてのソニックガーデンの強さの源泉であり、ソフトウェアと向き合う仕事という上で重要な価値観だと思う。それに変化がある組織のほうが、身を置いていて楽しい。
    ── kzkn(30代・ソフトウェア開発者)

    常に「変化」をしているのがソニックガーデンですし、ここまで変化が激しく、かつ変化に対して前向きである企業はそうそうないんじゃないかって思っています。「変化していこうぜ!」って感じじゃなくて、「世界は変化するから、それに対応するのは当たり前だよね」という論理的な考え方なのもらしいなと感じます。
    ── mikan(20代・コーポレート)

    創業から現在に至るまで多くの変化を続けてきているし、今またAIの台頭によって大きく変わりつつあるし、変わっていくのだろうとおもう。この先も変化をし続けていくだろうし、それを見ていくのが楽しみ
    ── maedana(40代・ソフトウェア開発者)

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    ソニックガーデンは毎年変わっていくことが変わっていくし、それが面白いと思っています。その時々で考えた最強の方針に向かって進んでいくし、やり方も日々アップデートされていく。……いいソフトウェアを作りたいという根本は変わってないですが。
    ── kuma(20代・弟子)

    自分がソニックガーデンに入ってびっくりしたカルチャーが、どんどん体制やルールが変わることだった。最初は戸惑いがあったが、状況も変化するし、我々も変わっていく中、正解がわからない問題に対応するためには変化するのが当然だなと今は思える。
    ── shunichi(50代・ソフトウェア開発者)

    これまで経験した他の会社ではない考え方だったので、特徴かなと
    ── morikiyo(40代・ソフトウェア開発者)

    「変化を抱擁する」という理念を保ち続けるために、ソニックガーデンの文化が醸成されてるように思えたから
    ── yasu(30代・弟子)

    変化の多さを実感している。仕事の進め方だったり、お客さまとのやりとりだったり、それぞれの分野で個人的に大切にしてる部分は色々あるが、ソニックガーデンで働く全体を通しては、変化に対応する力が大切だと思う。
    ── daichan(20代・ソフトウェア開発者)

     

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    第2位 いいソフトウェアをつくる

    2位は、2024年に制定したソニックガーデンの企業理念の中核をなすパーパスである「いいソフトウェアをつくる」です。

    社内の活動の全てはこのコンセプトにつながっています。売上目標ではなく、この理念が、日々の意思決定の基準になっている。それを社員自身が実感しているからこその2位へのランクインでした。

    いろいろありますが、どれか1つを選ぶのであれば、このキーワードは外せないなと思っています。そもそもいいソフトウェアを作りたい、そこにこだわりを持っている人たちが集まっていると思っています。あと、以前倉貫さんと話した時に、ソフトウェアはハードウェアでないもの全てという話を聞いて、ソフトウェアでできることの可能性がものすごく広いものだなと捉えているからです。
    ── sincrare(40代・ソフトウェア開発者)

    色々と迷ったのですが、自分が入社する際にこのキーワードが刺さった。ということが一番の理由です。わかりやすくて明確なのが良いかと思っています。「いいソフトウェアをつくる」ために、研鑽を積む、ふりかえる。といったような説明と理由づけができるのが良いポイントの一つです。
    ── nobo(20代・弟子)

    今のソニックガーデンにおける様々な活動が、ここに繋がっていると感じています。また、「いいソフトウェア」というものが、個人としてのモチベーションと、外部(顧客)に向けた価値の提供と、両方に結びついていると考えています。
    ── takachii(30代・ソフトウェア開発者)

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    徒弟制度も、合宿するのもザッソウするのもふりかえりするのもAIにフルコミットするのも、いいソフトウェアをつくって、お客さまに価値をとどけることにつながっているから!
    ── uekkie(40代・コーポレート)

    AIによってソフトウェア開発のあり方も急速に変わっていく中で、いいソフトウェアとはなにかを問い続けることはとても重要なことだと思うので
    ── nabesan(30代・ソフトウェア開発者)

    このキーワードを見て、自分は定期的に「いいソフトウェアをつくる」と向きあっているなと思いました。「いいソフトウェアとは?」がみんなの共通の問いとして定義されていて、みんなそれについて考えている集団はソニックガーデンしかいないと思いました。
    ── yappu(30代・弟子)

     

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    第3位 遊ぶように働く

    3位に入ったのは、社外からもよく語られるキーワード「遊ぶように働く」でした。

    「遊ぶように」とは、決して手を抜くことではありません。没頭し、工夫し、上達を楽しむ。仕事が苦役ではなく、技芸として面白くなる状態を目指しています。大変な仕事であっても、この姿勢があるからこそ続けられる。そうした感覚が、社員のコメントからも伝わってきます。

    将来どんな世の中になっているかわからないが、仲間たちとずっと遊ぶように働けるのが幸せだと思うし、そうしていきたいという決意
    ── LuckOfWise(40代・親方・ソフトウェア開発者)

    会社の雰囲気を示すならこのキーワードかなと。細かい要素としてあれど、どういう雰囲気かを伝えるなら、遊ぶように働くが一番しっくりくる感じ。大変な仕事をしてると思うので、それを続けられるのはこの考え方があるからこそ。
    ── kontikun(40代・ソフトウェア開発者)

    ワークライフバランスという言葉がありますが、好きなことと仕事が重なっていると境界は曖昧でも楽しい世界観なんじゃないかと思います。ソニックガーデンに入る人はそれを目指す前提があるので、悩まず技術力を磨ける、というのが「らしさ」に感じました。
    ── dkan(50代・ソフトウェア開発者)

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    ソニックガーデンといえばのキーワードかなと思ったので。採用という場面においてフックになりそうで、誤解も起きそうなキーワードではあるけど、正しく認識した上でそういうふうに働きたいなと思ってもらえる人に来てほしいかなと。
    ── mo3(30代・ソフトウェア開発者)

    自分がソニックガーデンいいなと思った理由の一つ。遊ぶように楽しくコードを書いたりしてそれが仕事に繋がって、そうすると仕事が楽しくなっていくと思うから。
    ── ikeko(20代・弟子)

    ソニックガーデンらしいキーワードとして「遊ぶように働く」を選びました。仕事を自分ごととして捉え、楽しみながら取り組む。その姿勢が結果として会社への貢献となり、同時に自分自身の成長にもつながっていく。こうした働き方こそが、自分が直感的に感じているソニックガーデンらしさを最もよく表していると思ったからです。与えられた仕事をこなすのではなく、遊ぶように主体的に取り組む文化が、この会社の本質だと考えています。
    ── hiropon(40代・ソフトウェア開発者)

    人生で仕事をする時間は長い。仕事の時間を充実した時間にしないと人生は豊かにならない。仕事とプライベートで完全に別にことをせずに、同じ種類のことをできたら充実すると思ってます。
    ── ichiroc(40代・親方・ソフトウェア開発者)

    仕事というアクティビティで集まってきたコミュニティだと思うし、それを遊びというポジティブかつ、一般的ではないものに定義しちゃうところがらしいなと思った。遊んでいるという状態が続くような環境を作っていきたいなとも思った。
    ── gi3(30代・コーポレート)

     

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    第4位 「納品のない受託開発」

    4位は、ソニックガーデンの事業モデルの名前そのもの、「納品のない受託開発」です。

    ソフトウェアを納品して終わりではなく、お客さまの事業パートナーとしてシステムを育て続ける。このビジネスモデルがあるからこそ、遊ぶように働くことも、職を極めることも、変化に挑み続けることもできる。社員の声を読むと、このキーワードがソニックガーデンらしさの「根幹」や「原点」として捉えられていることがわかります。

    ソニックガーデンに入社したいと思った一番の理由だから。今でも納品のない受託開発はととてもいいしくみだなーと思いながらお仕事しています。ソニックガーデンにいると当たり前になりすぎて、ありがたみが実感しにくいですが。
    ── jit(40代・ソフトウェア開発者)

    「らしさ」でいくとこれが原点なのかなと。受託開発なのに納品しないとはどういうことなのかという疑問しか浮かばないフレーズから始まり、でも知っていくと今までの受託開発でぶつかった様々な問題・課題への答えの一つだったので。
    ── yutagon(30代・ソフトウェア開発者)

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    ビジネスモデルの名称で具体的すぎるかもと思ったが、対外的に認識されてるワードだと思う。そのビジネスモデルがあったからこそ社内の文化や手法などが醸成されてきたと考えるとソニックガーデンらしさの根幹にありそうな気がしたので選びました
    ── gotchane(30代・ソフトウェア開発者)

    ディスカッションの中で、このビジネスモデルがあるからこそ他の文化が派生したという意見を聞いてなるほどと思ったからです
    ── taji(20代・弟子)

    ソニックガーデンらしいすべてのことは、会社の利益の上に成立する。利益を継続的に生み続けているのは「納品のない受託開発」というコンセプトがあるから。納品がないから分業せず、職を極められる。遊ぶように働くに耐えうる深さが生まれる。納品がないから、事業がストックする。事業がストックするから、いろんな変化、チャレンジに耐えられる時間が生まれる。
    ── masa(30代・コーポレート)

     

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    第5位 ふりかえり

    5位には、ソニックガーデンの日常に深く根付いた習慣「ふりかえり」が入りました。

    日報、週次、月次、イベント後。あらゆる場面で「ふりかえり」をするのがソニックガーデン流です。それは評価のためではなく、自分を知り、次に活かすために行います。

    ソニックガーデン初級者から上級者まで全員が実践する必須要件だから。問題に向かって人と話し合い、相談し、挑戦し、変化し続けて成長し、より良いものを作るような、ソニックガーデンらしさを支える基礎だと思います。
    ── nitami(20代・弟子)

    先日、顧客との飲み会の場で仕事以外の会社のイベントなどでも最後に振り返りをすることに驚かれた。ソニックガーデンのメンバーは息を吸うように、いつでもふりかえりするので。
    ── tochi(40代・ソフトウェア開発者)

    いろんなキーワードがあるが、すべての根底にあるのは、「ふりかえり」だな、と感じているため。うまくいかないときなども 問題 vs 私たち で考えるのはそのとおりだけど、その 問題 vs 私たち が頭でわかっていても実践できてないときも、「ふりかえり」で気付くこともおおい。変化を抱擁するになどについても、なぜ変化が必要なのか? など自己振り返りを通じて腹落ちしたりするので。
    ── interu(40代・ソフトウェア開発者)

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    第6位 問題 vs 私たち

    6位は、ソニックガーデンのミッション「一緒に悩んで、いいものつくる」の具体的な実践を表したキーワード「問題 vs 私たち」でした。

    「顧客 vs 開発者」という対立構造ではなく、「顧客+私たち vs 問題」で向き合う。この構図を日常的に意識することが、お客さまと伴走する開発スタイルの土台になっています。頭ではわかっていても実践し続けることは難しい。だからこそ、多くの社員が意識的に選んだキーワードなのかもしれません。

    いいソフトウェアを作るにあたって「問題」を定義することが大事だと思っていて、そのための1歩目として「問題 vs 私たち」は非常に重要だと思いました。この構図であるからこそ、お客さまとも伴走できるし、最適な提案もできるし、変化にも柔軟に対応できる。ソニックガーデンの強み・らしさだと思いました。
    ── t-kojima(40代・ソフトウェア開発者)

    ソニックガーデンのメンバーとして一緒に働く上で、まず大事になるのが「問題vs私たち」で、3年目になってもずっとふりかえりで考えていることだな、と思うから。
    ── micchan(20代・コーポレート)

    問題にどう対応していくか、社内に限らず、お客さまなども巻き込んで解決していく姿勢が好きなので選びました。自分がこれができているかも戒めのために選んでるというのもあります。
    ── yuckey(30代・ソフトウェア開発者)

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    第7位 実態が先、制度は後

    7位に入ったのは、ソニックガーデンの組織運営を特徴づける考え方「実態が先、制度は後」です。

    多くの会社では、まず制度を決めてから運用します。ソニックガーデンは、その逆をいきます。まず誰かがやってみて、うまくいったら制度にする。リモートワークも、副業も、そうやって生まれてきました。制度に人を当てはめるのではなく、人に制度を合わせる。そうした自然体な姿勢が、社員の納得感につながっています。

    制度に当てはめる方が簡単なことなのに、あえてそうしていない。人を大事にしているからこそ、実態に合わせて制度設計をしているのだと思うし、社員としても制度に納得感がある。属人性を大事にしているということも伝わる。
    ── kihara(50代・ソフトウェア開発者)

    変に会社という堅いものではなく、変化を前提として、変わっていく実態に合わせて仕組みを変えるというのが、自然な振る舞いな気がして、らしいなと感じました。自然体な感じがソニックガーデンらしい。
    ── kobayashi(30代・ソフトウェア開発者)

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    第8位 親方と弟子

    8位は、ソニックガーデンの育成の形を表す「親方と弟子」でした。

    ソニックガーデンでは、育成のために「上司と部下」ではなく「親方と弟子」という関係を結ぶ「徒弟制度」に取り組んでいます。マネジメントではなく技芸の伝承。指示するのではなく、背中を見せ、問いかけ、本人の気づきを待つ。この数年は、徒弟制度に取り組み若手が増えたことで、会社の形が大きく変化しました。

    自分が親方だというのもあるが、この概念をソフトウェア開発、ナレッジワーカーの世界に持ち込んだのはすごい。この言語化により、親方としても弟子としても場が整った。弟子も成長できるし、この年になった親方も成長できる。
    ── nof(40代・親方・ソフトウェア開発者)

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    第9位 当たり前を問い直す

    9位は、「当たり前を問い直す」です。ソニックガーデンの歴史は、業界の「当たり前」を一つずつ疑い、本質を捉え直してきた歴史でもあります。

    納品するのが当たり前 → 本当に必要か? → 納品をなくした。上司がいるのが当たり前 → 本当に必要か? → 管理をなくした。どれも「なくした」という結果だけ見ると大丈夫? と思いますが、出発点は常に「それって本当に必要なんだっけ?」というシンプルな問いから始まっている。
    ── sota(20代・弟子)

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    第10位 ザッソウ(雑談+相談)

    10位にランクインしたのは、ソニックガーデン発のコミュニケーション手法「ザッソウ(雑談+相談)」です。

    雑談と相談の境界をなくし、気軽に話せる関係を日常的につくる。リモートワークで顔を合わせないからこそ、意図的に雑談の場を設けています。雑談を推奨する会社はなかなか珍しく、この文化が信頼関係と心理的安全性の土台になっています。

    ソニックガーデンのコミュニケーションの文化を象徴している。キャッチーなキーワード。雑談を推奨するのは他にはなかなか見られないから。
    ── tkawa(40代・コーポレート)

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    選ばれた10のキーワードから見えてきたもの

    以上のように、社員の投票によって、ソニックガーデンらしさを表す10のキーワードが選ばれました。

    印象的だったのは、「変化を抱擁する」が1位に選ばれた一方で、「昔から変化するのは当たり前だった」と語る社員が多かったことです。ソニックガーデンの変化への姿勢は、AI時代に限った一過性のものではなく、創業以来ずっと続いてきた「らしさ」なのです。

    この10選も、おそらく数年後には変わっているでしょう。ソニックガーデンは、これからも変わり続けていきます。その時々の社員が感じる「らしさ」を大切にしながら、いいソフトウェアをつくり続けていきます。

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