「納品のない受託開発」は、企画から継続的な開発・運用まで行うことで、事業の成長や基幹業務のシステム化を支援する新たなビジネスモデルです。「納品しておしまい」の従来の開発モデルではなく、伴走をしながらソフトウェアのアップデートを繰り返していく。納品のない受託開発では、お客さまのパートナーとなり、終わりのない事業の成長を支え続けることを目指します。
見積もりも存在しないため、金額を気にしながら開発要件を考える必要がなく、事業の成長に集中できます。
フェーズに応じて担当が変わることはありません。直接プログラマに相談ができるためコミュニケーションロスを防げます。
開発によって得られる効果や成果を重視します。不要なものは極力作らず、無駄なコストを最小化します。
チームビルディングを成功させるのは、ホウレンソウではなくザッソウ(雑談+相談)なのです。日本初のザッソウ解説本です。
Amazon細々としたマネジメントを無くし人生の100%を楽しめる組織を作るには?新しい会社のあり方に注目が集まるソニックガーデン代表の取り組みを全公開!
AmazonIT業界のソフトウェア開発で起きる様々な問題に対して、「納品をなくす」という斬新なアプローチで解決できるのではないかと考えて経営し実践してきたことを、一冊にまとめました。
Amazon私は、これまでソフトウェアの受託開発の業界に15年以上携わってきました。そして、多くの開発プロジェクトで、様々な問題が起きているのを目の当たりにしてきました。
特にソフトウェアを使い始める段階になって使いにくかったり、使われない機能があるなど、それを直すにも、もはや人もおらず改修には非常にコストと時間がかかります。
そうした問題は、そもそもが発注者と受注者の目指すゴールが、納品することか、その後に利用することなのか、すれ違っていたことに起因していると考えました。
このすれ違いを解消するために「納品をなくせばうまくいく」のではないかという仮説のもとで始めたのが、月額定額で顧問スタイルで提供する「納品のない受託開発」です。
納めて終わりの一時的な関係ではなく、最初から最後まで担当し、お客さまの一員としてビジネスの成長に貢献したいと考えています。そして、そういった関係を持てることは、担当する開発者にとっても、非常にやりがいのあることでもあります。
ソフトウェアを求めるお客さまと、ソフトウェアを提供する開発者の両方を幸せにすること、それが私の目指すソフトウェア開発の姿です。