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【出版事業開始】倉貫書房より第1作目の小説「私はロボットではありません」を発売します 2024年03月09日

ソニックガーデンは出版事業を開始いたしました。

レーベル名を『倉貫書房』とし、第1弾は、不思議な男リッキーが働く人々の憂鬱を溶かしていく小説「リッキーシリーズ」の展開を予定しております。

「リッキーシリーズの」第1作目である「私はロボットではありません」は、“ロボット”のように働き、鬱々とした日々を過ごす、社会人3年目の健太が、不思議な男リッキーとの出会いをきっかけに、「いい感じ」で働くための知恵を手に入れていく物語です。

紙の本の持つ力は大きいと考え、ブックデザインに鈴木成一デザイン室、イラストレーションに大桃洋祐氏、と豪華制作陣を迎えました。

シリーズ10作以上を目指し、第2作目は今冬発売予定、第1作目には次作紹介の仕掛けも施しております。

3月9日より『倉貫書房』サイトにて発売中です。

『倉貫書房』サイト▼
https://kuranuki.sonicgarden.jp/shobo

事業開始の背景

出版業界におきましては、近年、出版点数が増える一方で、総発行部数は減少しており、従来のビジネスモデルが市場に合わなくなりつつあることにより、多くの課題を抱えています。短期間で売ることを目的とした企画が増え、書店の陳列棚を奪い合うことで返本率が高まり、結果として本そのものの命が短くなっていることも、その一例です。

しかし、本とは本来、長く読み継がれることのできるメディアです。電子書籍も広まっていますが、読書体験としては今はまだ紙の本に勝るものはありません。

これまでソニックガーデンは、システム開発の業界で「納品のない受託開発」という顧問型の新しいビジネスモデルを発明し、一括請負による業界の問題を解決するべく取り組み、一定の成果を出してきました。

「納品のない受託開発」で問題解決に着目したのは、ビジネスを取り巻く構造です。前提となる構造を見直すことで、顧客も開発者も関わる人すべてを幸せにできると考えています。

そして出版業界で起きている状況も同様に、構造の問題であると捉え直すことで、著者の意向を余さず反映した本を作り、長期的な視点で販売戦略を練り、環境に配慮した印刷部数で無駄を減らし、本当に必要とする読者に届けていくことができるはずです。

このたび出版のビジネスモデル変革にチャレンジし、著者・編集者・装丁家・印刷所・取次会社・書店、そして読者、本に関わるすべての人を幸せにすることを目指して、ソニックガーデンは出版事業を始めます。

事業の特徴

出版事業を始めるにあたり、ソニックガーデン社内で、新たなレーベル『倉貫書房』を立ち上げました。

倉貫書房では「末永く読んでいただける本を、必要としている人に、無駄なく届ける」ことを実現するために、以下のコンセプトから始めます。

わたしたちは、紙の本が持つ力はなにものにも代えがたく、遠い未来まで受け継がれるべき文化だと考えています。

主業とは別で、スポーツや芸術の振興に取り組む企業があるのと同じように、本に関わるすべての人を幸せにするために、出版活動の振興に取り組みます。

そのために、自らが出版社として、本に関わるすべてのことを経験することはもちろんのこと、長く続けることが必要と考え、ISBN(書籍出版物の書誌を特定することができるコード)を取得し、流通できる体制にしながらも、初版は取次会社に依頼せず、直取引に限定し、販売します。

「返本及び廃棄を減らすこと」、「1冊ごとに長い期間をかけて販売すること」、「著者と一体になって読者に届けること」を軸とし、自分たちに合っていると考えた企画・販売戦略をとっていますが、今後の活動の中から得られる知見をもとに、試行錯誤していく予定です。

発行者・倉貫義人のメッセージ

もっと社会に創造的な仕事を増やして、そうした仕事を楽しむ人を増やしていきたい。まるで遊ぶように働く大人が増えたら、きっと未来は明るい。そうした思いが、倉貫書房の出発点です。

アジャイル開発・自律型組織・リモートワーク。これまで私はソニックガーデンという会社で、様々な新しい働き方や組織づくりを実践し、その経験をブログや書籍の形で発信してきました。

それらは私にとって「遊ぶように働く文化」を広げる活動でした。さらに推し進めた結果、出版事業まで手がける機会を得ました。ひとりの本好きとしては、この上ない喜びであり挑戦です。

また、文化資本の経営に取り組むソニックガーデンとしても、本事業は文化への投資と言えます。本という素晴らしい文化を絶やさぬよう、書籍や出版に少しでも貢献できればとの思いです。

第1作目となる「私はロボットではありません」は、本当に面白く読めて、人生の学びも得られる本に仕上がったと思います。装丁もイラストも印刷も素晴らしく、手元に置いておきたくなる本です。

ぜひ、最後までお楽しみください。そして倉貫書房のこれからに、どうぞご期待ください。

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