オフィスなし、全員リモートワーク
ソニックガーデンでは2016年にオフィスを撤廃して、全員がリモートワークで在宅勤務をしています。完全リモートワークかつフレックスでの就業のため、時間を有効的に活用することができます。
全国各地で在宅勤務をしていますが、コミュニケーションは活発に行われます。テレビ会議の他に、リアルなオフィスの代わりに、バーチャルオフィスツール「Remotty」を自社開発し使っています。また「リモートワーク」という働き方の普及のためにリモートワークを研究するメディア「リモートワークラボ」を運営しています。



「テレビ会議で顔を出せ! リモートワークの新常識45」(八角嘉紘著 インプレス刊)
リモートワーク研究所所長 八角 嘉紘著『テレビ会議で顔を出せ! リモートワークの新常識45』が出版されました。


リモートワークラボ: リモートワークに関するご相談
リモートワークを導入したいが何から手をつければ良いのかわからない・自社にフィットしたリモートワークの使い方を知りたい・リモートワークを推進しているがどうもうまくいかないなど、リモートワークに関する問題の解決や導入支援を行なっています。
管理のないフラットな組織
ソニックガーデンの組織体制は、管理職を置いていません。社員全員が同じ権限を持ち、フラットな立場です。そのため、すべての情報が公開され誰でも見ることができるようになっています。
会社組織における不満や衝突には理由があります。その多くが、上下関係があるための摩擦や不本意な仕事をすることによるストレスと考えます。ソニックガーデンでは、ビジネスモデルや組織体制・採用時における価値観の確認などを通して、トラブルを発生させないようにしています。
もっとみる情報格差を無くすオープン経営
社内情報共有システムを通じて、会社全体・社員全員の売り上げ・仕事内容について公開されています。給与以外はすべてオープンです。改善の提案や意見についてもオープンな場で議論し、全員が考え・対処しています。
もっとみるリモートワークのコミュニケーション
ソニックガーデンは全員リモートワークという働き方を実践していますが、同時にチームワークも重視しています。私たちは「リモートチーム」と呼んでおり、離れて働くのだけど、オフィスにいるよりも、むしろ密なコミュニケーションを実現できていると思います。
オンライン(リモート)飲み会
アジェンダや目的を設定する会議と違い、気軽に仕事の話をすることができる場(オンライン)を作っています。自主的に開催・参加ができます。
社長ラジオの配信
社長から社員へ向けて、会社で考えていることや出来事を音声データで伝えるという取り組みです。5分ほどの内容で、不定期に配信されています。社員は好きな時間に聞き、また意見を伝えることもできます。これまでに500回以上の配信があり、過去分はアーカイブされていて自由に聞くことができます。
社員による日記
業務日報ではなく、個人的な出来事や考えを書く仕組みです。オフィスがある企業における、休憩室のような役割を持ちます。仕事で関わることのないメンバー同士でコメントを送り合い、交流が生まれています。
遊ぶように働く
私たちソニックガーデンでは、「納品のない受託開発」という受託事業の一方で、リモートワーク支援ツールRemottyなど自社サービスの提供を行なっています。
そうした自社サービスの新しい企画や開発をする活動を、私たちは「部活」と呼んでいます。「部活」といってもテニスやフットサルのような運動をすることではありません。私たちの「部活」は、一般的には新規事業開発と呼ばれるような創作活動で、それをあえて呼び方を変えている訳です。
ハッカソン合宿
数名で集まり、二泊三日の開発合宿を行います。通常の業務チームとは違うメンバーとプログラムを作ることで、交流を深めることも目的としています。
個人を尊重する
完全リモートワークかつフレックスでの就業のため、時間を有効的に活用することができます。そのため支援意図が制限されてしまう制度を作るのではなく、個人の判断およびチーム内での相談の上、プライベートの事情に対応しています。
また、働き方だけでなく、社員の成し遂げたいビジョンを大切にしています。
社長と1対1の面談
個人の将来や目標について話し合う面談を設けています。他者と話すことで視野を広げ、高い目標を掲げることを目指しています。
ビジョン合宿の実施
社員同士で会社の将来や自分たち、お客さまの未来についてじっくり語り合います。経営陣も一緒に参加する合宿です。いつもはリモートワークをしている社員たちが同じ場所に集まる貴重な機会でもあります。
法定福利外での育児・介護休暇
配偶者の出産・子育てやペットの看病における法定福利外での休暇が可能です。基本在宅のため、時間を調整することが容易です。仕事をしながら、配偶者へのサポートや子育てをすることができます。また、家族以外に関する出来事であっても問題ありません。
趣味のために、仕事をしながらの移住
仕事をする場所は自由です。引越しや業務拠点の変更も、その理由は制限されません。趣味をする機会を増やしたいと、東京から長野へ移住をした社員や、海外へ長期滞在しながら仕事をする社員もいます。(それに伴う仕事の変更は一切ありません)
感謝を示す
ソニックガーデンでは、物質的なお祝いを贈ることではなく「なぜ祝うのか」という本質を考えた取り組みを行っています。
家族感謝会
仕事は、家族のサポートなしではできません。そこでソニックガーデンでは、社員自身が家族へ感謝の気持ちを伝えることができる取り組みを行っています。
社員の家族も一緒に参加する社員旅行です。全国各地でリモートワークをしているため、年に1度、社員の全員が顔を会わせるという目的も含まれています。交通費などは、会社による補助があります
会社お歳暮の送付
社員同士のお歳暮はやめました。その代わりに、会社から社員のご家族やお世話になった方へ、心を込めたお歳暮を贈るようにしています。
「納品のない受託開発」アワード
年末に、社員それぞれが今年の仕事についてプレゼンを行い、最も素晴らしいと思う仕事をみんなで選ぶアワード。お互いへの賞賛や連帯感、役に立っているという実感を伴います。
サンクスカード
ソニックガーデンでは、物質的なお祝いを贈ることではなく「なぜ祝うのか」という本質を考えた取り組みを行っています。お誕生日が来る社員へ、お祝いや一緒に働ける感謝を込めたメッセージを送ります。