「サイボウズ式」の編集長・藤村氏と弊社代表・倉貫の共著『未来ビジネス図解 働き方シフト』が発売されました

2020/12/1に、サイボウズ社が運営するメディア「サイボウズ式」の編集長・藤村氏と弊社代表・倉貫の共著『未来ビジネス図解 働き方シフト』が発売されました。
先進的な働き方に知見のある著者による、リモートワークで必要とされるマネジメントやコミュニケーションのノウハウなど、これからの働き方の未来を詳しく解説しています。

須田の顔須田
こんにちは、ソニックガーデン新卒一年目のだーすーです。今回、『未来ビジネス図解 働き方シフト』を読みましたので、さっそくご紹介していきたいと思います。

昨今の新型コロナウイルスの事情で、リモートワークを始めざるをえない状況になってしまった方がたくさんいらっしゃると思います。
そして、始めてみたはいいものの、しばらく続けているうちに課題が見えてきた方も多いのではないでしょうか。
今この状況の中で、「働くことのあり方」そのものが問われ始めていると感じます。

本書では、「そもそも、会社と社員の関係とは何か?」「そもそも、オフィスはどんな働きをしていたか?」といった、リモートワークになって初めて見えてきた、今まで当たり前だと思って受け入れていたことの本質を再考しています。
リモートワークを始める前は、zoomなどのビデオ会議ツール、slackやchatworkなどのチャットサービスがあれば、コミュニケーションは充分とれると思っていたけど、何かが足りないと思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。

それは、オフィスにいたときに気軽に行っていた「雑談」や「ちょっとした相談」という人間らしいコミュニケーションがなくなってしまったことが原因かもしれません。
ビデオ会議や、チャットでのコミュニケーションは、得てして「目的ありき」になってしまいがちです。そのため、今まで「どうでもいい会話」として軽視されていた、仕事と直接関係ない会話だったり、まだ固まりきっていない相談から生まれる「人と人との関係性(心理的安全性)」が失われてしまうことがあります。

わたし自身は、リモートワークをやってみたくて働き始めた当初から考えると、リモートワークが「万能の解決策」ではないことは感じています。 しかし、ソニックガーデンには「バーチャルオフィス」があります。そのことの重要性を、リモートワークに課題を感じている方々のお話を伺う機会があるたびに実感しています。
本当に成果のある仕事をしたければ、「仕事に関係のあるコミュニケーション」のみをしていればいいわけではないのです。そのことは、リモートワークを導入して初めて顕著に実感できるものだと思います。

働いていく上での、人と人とのコミュニケーション。また、これから働いていく上で大事にすべきことは何か。コロナ禍をきっかけに、見直すべき時がきているのではないでしょうか。
この本を読んで、一緒に「未来の働き方」を考えてみませんか?


目次

■INTRODUCTION 10年後の働き方、あなたは想像できますか?

■PROLOGUE 「働く」を見直す
01 時代と働き方の転換期
02 みんなが「新しい働き方」を模索している
03 自分の価値を社会に還元しよう

■PART1 リモートワークから見えるもの
01 サイボウズのリモート体制や価値観
02 リモートワークの課題と解決策
03 リモートワークとともに見直すべき企業文化
04 管理する側と管理される側の溝
05 個人と会社間の新しい雇用・契約のカタチ
06 自分の働き方の理想を見つめ直す
07 「管理されなければ働かない人」にならない
08 価値観の変容と生産性の先にあるもの
09 インタビュー:複業にはゼロからできる自由さがある
10 インタビュー:会社を超えて社会課題にアプローチ
COLUMN:リモートワークが当たり前の日常になるとき

■PART2 リモートワークのマネジメント
01 リモートワークを阻む3つの壁
02 リモートワークへのパラダイム・シフト
03 リモートワークの導入に失敗するパターン
04 どこでも働けるように業務改善を図る
05 仕事を「見える化」するタスク管理
06 リモートから「チーム」をマネジメントする
07 リモートでイノベーションは生まれるのか
08 事例:全社員リモートワークのマネジメント

■PART3 リモートワークのコミュニケーション
01 リモートワークで変わるコミュニケーション
02 テレビ会議からはじめるリモートワーク
03 離れていてもチームでコラボレーション
04 チャットでのテキストコミュニケーション
05 離れていてもいっしょに働ける仮想オフィス
06 心理的安全性とザッソウ(雑談+相談)
07 組織内のコミュニケーションはどう変わるのか
08 事例:仮想オフィスでのコミュニケーション

■PART4 これからの「働き方」を考える
01 本業以外にも「人生の軸」を持つ
02 人的資本と社会資本を意識してみよう
03 会社員や個人事業主の活動で得られる資本
04 社会資本の蓄積に向くコミュニティ活動
05 やりがいと生きがいを重視しよう
06 自分自身の「働き方」と「生き方」を問い直そう

価格:1800円+税

出版:MdN books

詳細はこちら↓

この記事の筆者:須田 愛吏
ソニックガーデン2020年度の新卒社員。プログラミング未経験のため、プログラミングを勉強しながら社内広報関係の仕事を主に担当している。

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