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保育園でも活躍!~オフィスを飛び出したyouRoom~【後編】 2013年05月13日

本連載では、ソニックガーデンが開発・運営するyouRoomの活用例として、神奈川県にある保育園での事例をご紹介します。
本連載は前後編2回です。

    【前編】~いざというときのツール~
      【後編】~やっぱりFace to Faceあってこそ~

多くの企業で活用されているコミュニケーションツール「youRoom」。メールよりも簡単で、複数のアカウントが同時にアクセスしたり書き込みしたりできる、情報共有のツールとして活躍しています。 そのyouRoomが、オフィスを飛び出して保育園の父兄会組織で活躍しています。
今回はyouRoomへの要望やこれからの使い方について感想を伺いました。

使ってみてよかったこと、気がついたこと

辰巳氏:最後に一言ずつ感想とか、もし苦情があれば言っていただいて、感謝があれば言っていただきましょうか。

藤原氏:はい。

ママ:空気を読み過ぎてルームに書き込めないみたいな状態なんですけど、でもこれからはもうちょっと投稿をしようかな…すみません。ありがとうございます。

ママ:今日知ったんですけど、自分のクラスはあまり活用できてなかったんだなという。そんなに全然使っていないので、反省点なのかなと。

藤原氏:全体ルームではなく、クラスルームですね。

ママ:はい。クラスの中でうちはまだ人数の登録が少なくて、その辺は来年に向けて増やせればいいのかなっていうふうに思ってはいるんですけど。
役員をやっていて役員ルームがあることですごく助かっていることが多いです。やっぱり月に1回しか集まれない中で、できることと、それから漏れちゃうことが多いので、youRoomがあることでそれがカバーできて、集まる回数はそれだけでいいというところが私は一番良かったなと思っています。今までってやっぱりどうしても集まらなきゃいけなかったり、やり取りも個々のメールで。でもyouRoomならそこに載っければみんなが見られるというところが、私はすごく良かったなっていうふうに思っています。
本当はもっとクラス内でコミュニケーションツールとして活用できればいいんですけど。さっきお話があったみたいに、イベントとかもあってもいいのかなって。上の子のときはこういうルームが無かったですけど、クラスで最後の卒園とときには泊りがけでどこかに行ったりとかもあったので、そういうイベントのこともクラスのルームの中でできるようになればいいのかなと思うので、始められたことはすごくいいなって思います。またお金が掛からないということもすごく良かったなと思うので、来年も続けられればなって思っています。

ママ:来年以降の運営っていうのはさっきも父母会の中で出たんですけど、それは引き継ぎ事項としてやっていくとしても、クラスのルームはもうちょっと活用できたらいいかな。もっと気軽につぶやきける場所にできたらいいかなというふうに思います。
クラスの加入率が分からないんですけど、でも1回エラーが出てアクセスしなくなっちゃったっていう人もいたので、もっとママ同士、ママもパパも気軽につぶやけるような場で使っていければ、そこからイベントができたりとか、そういうふうになっていくんじゃないかと思っています。

ママ:本年度からyouRoomを導入して、他のお母さんからちょっと聞いた話だと、「今年は画期的なことをやっているね」っていうのが一番の意見です。
やっぱり働いているので他のお母さんとお父さんとかとの繋がりがなかったので、私自身はすごく安心感が、何かあったときの安心感とか繋がっているんだなっていう感じが一番あったのと、先ほどお話が出たんですけど、全体ルームの中ではちょっと意見がしづらいっていうのが自分の中でもありました。ただ運営者側から「今週末こういうイベントがありますよ」とかっていうのは、毎回楽しみにしていたので、そういうので活用できたのは良かったなっていうふうに感じました。

ママ:緊急時のSNSとしてはとても良いツールだなと思いまして、あるとやっぱり何かあったときの安心感をすごく感じました。普段あんまりお話ししたことがないような方々が多いもので、クラスの中でも話したことがある人と、あまり顔を合わせない方もいたりして、やっぱり私もなかなか自分で意見をつぶやくっていうのは勇気がいったりして、あんまりクラスでも活用できなかったんですけど。
役員会のyouRoomとしては、いろんな情報を常に見ることができて、それを共有することができたのですごく役に立ったなと思っています。

ママ:ちょうど今1歳児の子がいるんですけど、2人目だったので、やっぱり懇談会とかも大体何をやっているか分かっているから、「お仕事優先で」みたいな感じで懇談会に行く機会が少なかったりしたんですけど、だから他のお母さんの顔も分からず、子供の名前もあまり分からずで・・・。朝は夫が行くので、夕方の一番最後の時間でお迎えに行くのでほとんどお会いすることもなく。なので、その辺でまずいろんなお母さんの名前とか何だか書きこんでおられればその人の人柄とかが分かるのがいいかなと思いました。ありがとうございます。提供していただいて。
1点だけアレなんですけど、災害時はちょっと難しいかもしれないですけど、普段のときに役員さんのルームとかだったら、瞬時にその内容がメールで飛ばされるみたいな、そんなボタンがあるといいかなと。前に書記さんだと思うんですけど、「すぐコピーをどうします?」とかそういう話があったときに、私が見たのが次の日とかになっちゃって、夜の1日1回送られてくるやつで気付いたりとかして、瞬時にこうやりたいときもあると思うので、そういうボタンが1個あるといいのかな。

藤原氏:実はあるんです。後で使い方を伝えますねー。

ママ:災害時とかトラフィックの問題でどうなのかなって若干気になって。

藤原氏:災害時はそうですね。メールが飛ばない、届かないですよね。

ママ:かもしれないと思うんで。

藤原氏:自ら行かないといけない。

ママ:その辺がどうなっているのかなってちょっと…以上です。

藤原氏:ありがとうございます。

ママ:役員のルームは、多分去年の仕事のやり方と比べたら、ものすごく画期的に良くなったと思います。おかげで、多分アンケートで「今年の役員会の人は楽しそうにやっていた」っていうのは多分そういうので上手くコミュニケーションとれていたのかなっていうのが外から見ても分かったのかなと思います。最初、字数制限がなかなか慣れなくて、いっぱい書きたくなってはみ出ちゃってみたいなのも、慣れてくると確かにその要点だけ伝えられるというのはいいのかなって思いました。
あと、要望としては、スレッドになったときにファイル添付できないじゃないですか。ファイル添付できるとちょっと便利かなって。階層構造でファイル添付したいときが結構あります。以上です。

オンラインとオフラインは使い分ける

ママ:やはり私も他のお母さん達との交流がなかったので、こういうyouRoomとかを使えたことによって、やっぱりすごく安心感がありましたし、有効なツールだなと思って使わせていただきました。
こういったツールはすごく大事だと思うんですけれども、先ほどから話が出ているように、やっぱりすごくいいしみんな読んでいるけれども、なかなか返信が返せない。相互ツールでありながら、一方向のツールになりがちだと思うんですね。それをどう解決していくのかっていうのはデジタルの面ではなくて、やっぱり人と人との面なので、やっぱりアナログのというか、そういう部分がすごく必要になってくると思います。これを通して、先ほどお話しがあったように、「皆さんで会いませんか?」とか、懇談会で会ったときに、「今度youRoomを通して、いろいろとお話しませんか?」とか、やっぱり直接会って語りかけていったりとか、そういう機会をこれを機にやっぱりもっと働きかけていく必要があるんだなということをすごく感じました。そこを強化しながらというか、やっぱり自分から働きかけていきながら、さらに会えないところでもつながっていく。会えないところでつながりながら、「また会う機会をつくりましょう」というふうに、そういったフェイス・トゥ・フェイスのこの…

藤原氏:オフラインとオンライン。

ママ:そうですね。そこをやっぱり上手く使っていくことが大事だなというふうに思いました。以上です。

ママ:うちのクラスでも、やっぱり今はクラスルームの中でも、どうしても発信が一方的になってしまっていて、日々の保育園の掲示板を載せるだけなんですけど、そこにもうちょっと何かプラスできたらいいのかなと思いつつも、自分達ではちょっと発信しづらいなというところが今はまだありますね。まだ始めたばかりなので、来年の役員さん達が始まったときに一緒になってやっていけたらいいのかなっていうのは思っているんですけど。
あとはアンケートにもあったんですけど、保育園自体でそういう発信の場があるといいのか、保育園がやってくれるといいのかなっていう意見があったので、私も個人的にやっぱり保育園からの発信とか、先生達からの発信っていうのはとっても欲しい情報だなって一番思います。効率?法律?の問題でちょっと導入はちょっと難しいのかなって思うところはあるんですけど、緊急の場もそうですし、コミュニティとしての場としても、ぜひ保育園に働きかけて、使ってもらうとすごく助かるなとは思いました。

ママ:そうですね。たぶん書き込みたいなと思っていても、書きづらいっていうところはあるんだと思います。私みたいに主人が入っているからっていうだけじゃなくて。

藤原氏:そういう理由ですか(笑)。

ママ:うん、それは1つの理由だけれども。匿名ではない、自分は誰だか分かってしまうっていうこともそうだし、携帯からアクセスできない人もいたり、いなかったりとか。だから、不安定なのかな?私はパソコンがメインなのであんまりそういうことはないんですけど、アクセスできなかったりする人もいるらしいので、その辺はちょっと分からないんですけど、そういうこと言われたことがありますね。

ママ:メールの配信を「常に」っていうのに設定している方ってあまりいらっしゃらないので、大体翌日の朝とかにまとめて来るというパターンだったりとかが多いと思うんですけど、そうすると結局その時間に間に合わないと前の日の連絡ボードが・・・

藤原氏:意味がない。

ママ:(笑)。何人か「遅れて見ました」みたいな形になっちゃって・・・。

ママ:私は1年間youRoomを使ってきて、その使い方が役員会と全体とクラスっていう3種類あって、どちらも結局そこだけでコミュニティをつくるっていうのはやっぱりちょっと無茶があって、所詮やっぱりつながるツールであるためのもの。せっかくルームをつくったから、そこで何かコミュニケーションをしようっていうふうに一生懸命やっても、結局反応ってそこまで得られなくて。それはやっぱり当然で、仰っている通り実際会ってフェイス・トゥ・フェイスをしていなくて、お話もしてない中で、いきなり実際の子ども達が保育園に行っているそこのyouRoomの中で、それこそ『アメーバピグ』とか『ツイッター』のような、軽率っていうか、そういうネット上の会話っていうのは求めてないし、したくない。そういうリアリティのあるところで本気でコミュニケーションをつくろうと思ったら、やっぱりそのツールだけでは無理ですね。
そういった意味で言うと、「いつもつながるツール」っていうふうに考えると、やっぱりそれは非常に大事なんですね。それは災害のときもそうだし、何かあったときの連絡事項もそうだし。役員会のルームなんていうのは、本当に作業とかタスクとかも目的があって、それに向かってみんなが常に情報共有しているっていう使い方ではすごく有効で、逆に保育園全体のルームっていうのであれば、今年1年間は本当に辰巳さんに尽力いただいて1日2回とか、みんなで情報提供してやってきたものの、やっぱりそのリアクションが期待値まではいっていない。だとするならば、言うように、行政とか保育園主導で情報を発信していったほうが、よりママ達の興味を引くだろうし、見なきゃって思うだろうなと思った感じです。

藤原氏:なるほど。ありがとうございます。

ママ:私は大体さっき言ったのと同じ感じなんですけど、逆に「ルームをつくったよ、登録して」っていうので結構仲良くなった人達とか(笑)

藤原氏:それがきっかけで(笑)

ママ:そうそう、話を…

藤原氏:ハンカチ落としみたいに。

ママ:そう、話をする。それで「今度ピクニックやるんだけど、ルームにアップしているんで、とりあえず登録して見てもらえますか?」というところからちょっと喋れるようになったりとかというのもあって。ちゃんとは使えていないんでしょうけど、面白いなと思いながらやらせていただきました。

これからもつながり続けるために

藤原氏:ありがとうございます。じゃあちょっと、ボス(辰巳さん)、最後に何か。

辰巳氏:僕ですか?想像していなかったな。終わったと思って(笑)

藤原氏:だって、ここトリじゃないですか(笑)

辰巳氏:どうやったらいいのかはよく分かってなかったんですけど・・・。僕らと同じ悩みを持っている父母達はきっと多いはずなのに、悩みをシェアしたり助け合えるコミュニティや仕組みがあるんだろうかっていうと、あまりなかったり。特に保育園ってパパもママも働いているっていう前提なので、結構同じ悩みを持っているけど、そんな話をする余裕もない。みんな一人で全てを抱え込んで必死で頑張っている感じ。
僕、もっと保育園に入ったら同じ境遇の父母たちと近くになれると思ったら、2年間かかっても挨拶程度の付き合いしかなくて、2年たっても誰も知らないみたいな状態があって。まわりの人に聞いても同じ状況だったりして。で・・・、こんな状態は、やっぱり誰にとっても幸せじゃないんじゃないかって思って。同じ悩みを持っている父母達が助け合えるようなつながれるような何かをしたいなっていうのがこの取り組みの原点にある。だから、今回のyouRoomという手段が全てではないんですけど、何かそうやってつながっていくことが何かでできないだろうかっていうところからはじめました。ちょっと半年ぐらいこういうので取り組みをしていって、こういう基盤も使いながら、どうやったら変わっていくんだろうかっていうのを半年間ずっと見続けていたっていうところですね。なので、いろんな可能性も感じたし、課題も感じた半年間だったなと思っています。
どういう形でこれから進めていくのかっていうのは頭を悩ますところなんですけど、皆さんの意見は結構重要だと思うので、「僕も聞けて良かったな」と思っています。なので、これがゴールでは全然なくて、やってみて見えてきたことっていう状態だと思うので、引き続きいろんなことを試行錯誤したいなとは思っています。またいろいろ相談させていただけたらなと思います。

藤原氏:ありがとうございます。いろいろご協力いただきありがとうございました。
僕がもう1つ、youRoomというか、こういうものを園の中に持ち込む狙いの1つは、在園児の横もあるんですけど、卒業後ですよね。卒園後にまたこの仲がつながり続けること。そして、ルームに役員会の皆さんが卒園した後3年ぐらいいてもいいと思うんですよ。そうすると、縦がどんどんつながっていきますよね。もう卒業していくので、すごく分断されていくんですよね。先生は各代の人とつながっているんですけど、実は地域のこういった同じ境遇でここに来た人が、本当は縦でつながれるんですけど、今年は僕らの園も初めてこういう横のつながりをつくっています。
僕らはもう1個、フェイスブックページもやってみたんです。これは卒業生をつなげようと思っているのと、5年前に卒業して今は海外に行っている人も、また自分達の園のことを知ってくれて、「お餅つき大会あるから行こうかな」みたいな感じで、どんどん地域の力が強くなっていけばいいのかなと思っています。
皆さんに教えていただいた通り、やっぱりITだけじゃ全く上手くいかなくて、基本はフェイス・トゥ・フェイスだし、先ほど仰ったように一方通行なら一方通行で、本来一方通行で出すべき人、行政が出すとか、あるべき姿にちょっとずつ近付いていくと思うんですけど、それは皆さんの協力もいただきながら、こういうコミュニティがちょっと途絶えがちな現代において、思いを持って取り組んでいただいて、ちょっとやり方がまた見えてきたので、来年度もいろいろと協力しながら進められるかなと思います。ということで、お忙しい時間に来ていただきましてありがとうございます。本当にありがとうございます。

辰巳氏:どうもありがとうございました。


youRoomを使っていくうちに見えてきたのは、課題だけではなく、普段のFace to Faceコミュニケーションの大切さもあったようです。使う場所が変わっても、コミュニケーションの鍵はここにありそうです。


youRoomはグループでの情報共有をシンプルに実現できるツールです。 友人同士の気軽なコミュニケーションや、組織を超えたプロジェクトでのコラボレーションといった用途で、安全に閉じられた安心感の中で、短いメッセージを共有することができます。

保育園など教育機関でのご利用になる方専用のエデュケーションプランをご用意しております。ご興味がある方は、リンク先の「エンタープライズ版お問い合わせ」よりご連絡下さい。

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「納品」をなくせばうまくいく~ソフトウェア業界の"常識"を変えるビジネスモデル
「納品」をなくせばうまくいく 表紙

本書は、IT業界の、とりわけソフトウェア開発の業界で〝常識〟とされているビジネスモデルを変えてしまおうという試みです。ソフトウェア業界にはびこる多くの問題を解決するために取り組んだ新しいビジネスモデル「納品のない受託開発」について書いています。「受託開発」なのに「納品」をしない、なぜそんなことをやっているのか、そして、なぜそんなことが実現できるのか、その秘密について解説したのが本書です。(著者:倉貫義人 出版:日本実業出版社)