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48歳ソニックガーデン新メンバーの挑戦を決めた理由とは? 2014年07月03日

【不定期連載:突撃!隣のソニックガーデン】
ママライター岡田による、ソニックガーデンの人や文化を探るためのインタビュー企画。この連載は、その時その時の熱い人、熱い話題、だけではなく、個人的に気になるアノ事ソノ事についてまで、楽しく聞き出してしまおうという企画です。


入社への厳しく長い道のりを乗り越えて、ソニックガーデンに新しいメンバーがジョイン!ソニックガーデン最年長のメンバーと聞き、いったいどんな方なのか、どんな想いをお持ちなのか、突撃ながらの特攻ぶりで聞いてきました。

熱い想いを持ってソニックガーデンにジョイン!

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先日は倉貫さんの出版記念インタビューでお時間を頂きありがとうございました!その時に聞けなかったことも含めて、今日は色々とお話を聞かせて下さい!宜しくお願いします!
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まずは、基本的なお名前と年齢をお願いします。ついでに血液型も聞いてもいいですか?
上田幸哉です。昭和40年生まれの48歳です。AB型です。

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AB型でしたか!ソニックガーデンはA型の方が多いと聞いていたので、A型かなと思っていました。一般的にAB型は変わり者と言われていますが、上田さんも変わり者ですか?(笑)
自分ではわかりません。どうでしょう(笑)娘がAB型なので、自分だけが変わっているという実感はありませんよ。
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娘さんがいらっしゃるのですね!
妻、娘、息子の4人家族です。
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お子様がいらしての転職、勇気が必要だったのでは?
そうですね。妻とはいろいろと話し合いましたね。やっぱり。
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そうですよね。大黒柱ですものね。それでも、 ソニックガーデンの大変な入社試験を乗り越えてジョインされたということは、内に秘めた熱い想いをお持ちなのですね!
多分、そうなのでしょうね。

中学のときにプログラマーになると決めていた

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色々聞きたいのですが、まずはこれまでのキャリアについて伺いたいです!
社会人最初の3年は、制御系のプログラマーでした。発電所や製鉄所でデータを監視などですね。海外の離島に発電所があって、一ヶ月寝泊りして現地テストをしたこともありました。
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すごい経験ですね!
次の10年は、小さなソフトハウスでいろいろやりました。プログラマーからSE、営業、PM、リーダー。経営以外全部体験しましたね。主に派遣中心でした。

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色々経験された結果、プログラムが好きだなーとか、向いているなーとか実感されたんですか?
そうですね。 いろんな仕事を経験してきて、やっぱり作るのが好きだなということは実感しています。中学のときから、将来はプログラマーになりたいと漠然と思ってもいました。好きだったんですよね。 ポケコンとかでBASICでプログラムしてました。
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ポケコン?BASIC?なんですか?
ポケットコンピューターですね。SHARPやカシオの電卓にプログラミング機能がついたものです。BASICは初歩的なプログラミング言語です。
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もはや運命というか宿命ですねプログラマー!

会社や業界を変えていきたいという想い

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ソフトハウスで10年勤務されたあとを伺ってもいいですか?
その後の仕事が前職にあたります。15年ほど中堅IT会社に勤務しました。
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そこでもプログラマーですか?
最初の3年はお客様のところに派遣されてプログラミングとSEをやりました。その後、自社開発製品の開発マネージャーをやりました。 自分たちで設計して作って売るということですね。これが今までで一番エキサイティングな経験でしたね。構想以降、作るも売るもマーケティングも全部自分たちで進めることができました。ここで、モノづくり好きだということを再認識しました。
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なるほど!
その後、経営企画のほうにまわって、会社の業務改革や改善、業績や事業計画などにも携わりました。そこで視点が変わったことで、色んな新しいことが見えてきたんです。
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新しいこととは?
IT業界のこと、会社のこと、これからの自分のこと。本当に様々な意味で視野が広がりました。 業界の構造に対する違和感もより一層強くなりました。一括受託のプロジェクトはしんどかったし、利益も出ない。派遣は、利益はそれなりに出るけれど、エンジニアのキャリアの問題があります。

そんなとき、アジャイルという開発スタイルを耳にしました。社内でも適用できないか考えたのですが、やはり難しかった。予算も納期もすでに決っているんですよね。
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まずは自社で適用できるか考えたのですね!
そうです。 会社も好きだったから、なんとか変えたいという思いが強かったです。 ちょうどその頃、倉貫さんのブログ記事に目が留まりました。まだTISの社内カンパニーだったころですね。
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そんな前に記事を読まれていたんですね。そしてそして!?
だんだんと倉貫さんに共感するようになり、自分も会社や業界を変えていきたいという想いが強くなりました。なので経営企画で色々企画したり、提案したり、試行錯誤しましたね。そして3年前、「納品のない受託開発」を知りました。「これだ!」と思いましたね。

ギルドの発表。「これだ!」

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運命の出会いですね。3年前にはソニックガーデンに既に惹かれていたんですね。
そうですね。入りたいと思いましたが、皆さんすごいエンジニアだし、若いし、二の足を踏んでいました。
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それが、なぜ今メンバーに!?
そうやって悶々としていたところ、 去年の夏にギルドの発表がありました。またしても「これだ!」と思ったんです。独立してギルドでジョインする可能性があると閃きました。

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なるほど!ではギルドとして参加することを前提に、まずは倉貫さんにコンタクトを?
そうです。去年の8月ころ、初めて倉貫さんにメールをして、まずスカイプで面談することになり、経歴や自分の想いなどをお伝えしました。
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想いとは、メンバーになりたい、というよりギルドに興味がある、という方向ですか?
そうです。ギルド応募でしたからね。その後、また私からアポとりをして、会社が近くだったので、次回からオフィスに押しかけました。面談時間をとってもらって、またトツトツと話しました。そのうちに、上田さんのコード見せてくださいと言われ、そのときやっていたプログラムを見てもらいました。
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おお!どうでしたか?
(CTOの)松村さんのレビューしてもらって、いろいろ指摘受けて、冷や汗ものでしたよ。最初レビューはレベル15でした(笑)いちおうのラインはレベル20らしいので下回っていましたね。 そこからまたプログラムの勉強を重ねて、倉貫さんや松村さんと面談を繰り返しました。

夜や週末に「納品のない受託開発」をする修行期間

で、年末くらいに食らいついていたら、「一緒に何かやってみましょう」と言ってもらえました。ステップアップできたんです。実際の「納品のない受託開発」の案件です。松村さんにサポートしてもらって、お客さん担当をしました。
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前職のままですか!?
そうです。並行して修行期間に突入です。 夜や週末に「納品のない受託開発」をやっていました。本当に大変でした(笑)必死に努力して、少しずつ認めてもらえているのかなと思うようになりました。 2月くらいですね。

もう前に進むしか無いですから。4月ごろになり、具体的に7月からギルドとして起業しようという方向で相談していました。
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あれ?じゃあ7月から起業するのですか!?
そのつもりで会社の事業構想やビジョン、ミッション、などを整理していると、ソニックガーデンと一緒のことに気づきました。ソニックガーデンに憧れていたから、同じ方向なのは当たり前ですね。5月になり、倉貫さんから、まずソニックガーデンに入ってから起業してはどうかとオファーをもらいました。
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異色な入社なんですね!正式にソニックガーデンの社員となったのはいつですか?
2014年6月です。まずはソニックガーデンで「納品のない受託開発」と経営を身につけてから、仲間を見つけて暖簾分けしていこうという話になりました。
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じゃあ上田さんは「ギルド」ありきの、今はソニックガーデンメンバーということなんですね!
ソニックガーデンのみんなにも、いずれは独立してもらいたいので、その先駆けとしてです。
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イメージではいつごろですか?
2年後くらいです。50歳くらいかな。まずは、「納品のない受託開発」で一人前になり、皆さんから認められて、自分も貢献したいですね。そして何か自分の色をつけて、暖簾分けで独立したいと思っています。

自分から無理とは言わない

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入社までずいぶん長い道のりでしたが、途中で揺らぐことはなかったですか?
揺らぐというか、前に進もうとしか思っていませんでしたからね。自分から無理とは言わないようにしよう、時間がかかってもいいと覚悟を決めていました。
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いやーもう本当にびっくりです!!その気合と粘り強さ、本当に勉強になりました。実際に入社してみてどうですか?
修行期間もあったので、少しずつ慣れていきました。でも、いざフルタイムで結果だそうとすると、大変です。
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ご家族にはいつお話されたんですか?
家族には3月頃に話しました。そのときは独立するつもりでしたので、ギルドの話とソニックガーデンのことを説明しました。家族としては不安だったようです。
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15年も勤めてからの独立ですから、びっくりしますよね!でも理解してくださったのですね。
理解というか、腹をくくってくれたんですね。なので家族には感謝というか、ぜったいに幸せにしなきゃと思いますね。

今はプレッシャーもありますし、緊張もしていますし、体力もしんどいけど、楽しいというか、進む道があるというか、使命感に溢れています。「納品のない受託開発」をちゃんと広めたい。そのためには、進むしか無いと思ってやっています。

60歳過ぎたら安曇野からリモート勤務

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そういう使命感があるのですね!倉貫さんぽい!では、上田さんが、この先の人生で実現したいことは何ですか?
「納品のない受託開発」を少しでも広めて、ソフトウェア産業に革命を起こす、またはサポートすること。好きな仕事をずっと続けられ、健康でいられて、子供たちに素敵な仕事だと思ってもらえたらいいなと思います。
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いやーステキです!直接お会いしてお話していると柔らかでジェントルですが、やっぱり熱いんですねー!
暑苦しいかも(笑) 60歳になったら、安曇野に土地を買って、そこで仕事します。もちろん、リモートで! 仲間の合宿所のような形にしてもいいかもと考えています。安曇野大好きな場所なんですよ。
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いいですねー!夢がありますね!60歳過ぎても現役でリモート!
はい、ささやかな夢です。そのためにもやらなくては。
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けっこう大きな夢だと思いますよ(笑)いやー楽しみです!
私も楽しみです(笑)
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今日は本当に楽しかったです!ありがとうございました!

上田さんジョイン後の初合宿の写真だそうです。すっかり馴染んでいますね!



ソニックガーデンの他のメンバーと同じく、物腰柔らかでジェントルな上田さん。話を聞いていると、その芯には「業界を変えたい」という、とても熱い志があることが分かり、さらにその想いの熱さにも驚かされました。

その志のために、前職を続けながら修行を積んだ粘り強さ、諦めることなく前を向いて進み続ける意思の強さに、とっても刺激を受けました。

後日、上田さんからメールを頂きました。
とっても素敵な内容だったので、こちらでご紹介させて下さい。
(上田さんから了解を得ています)

今はね、素直にうれしいんですよ。
楽しさとは違う喜びです。
もう人生半分終わっているはずなので、過去は気にしなくなりました。
今、そしてこれからです。
歳を重ねると、人生が濃くなります。今、それを実感しています。
なので、これからの自分が楽しみなんですよ。
先のことなんてわかりません。でも、きっと楽しいだろうと思っています。
そんなスタート地点に立てたことが素直にヨロコビなんです。
当初、ソニックガーデンギルドの門をたたいたのは、まさに自分にとって
「一歩を踏み出す勇気」でした。
自分に自信がなかったし、無理だと思っていた。
でも、ダメ元で行動しようと思ったのです。
そして、今があります。
悩んで、考えているだけでは何も変わりません。
自分の行動しかないのです、そして行動すれば何かが変わるのです。
うまくいかなければ、また別の行動すれば良い。
そうやって、シンプルに考えられるようになりました。
「一歩を踏み出す勇気」
これが、今の僕の行動指針です。

「一歩を踏み出す勇気」を私が貰えました。 上田さんが独立されるときに、また突撃インタビューさせて頂くことを楽しみにしています!

今日は楽しい時間をありがとうございました!

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インタビュアー/ライティング:岡田由美子
株式会社ジェントルワークス所属。早稲田大学第一文学部在学中より、物書きを目指してひたすらに原稿用紙に文字を埋める日々を過ごす。卒業後、EC系のベンチャーで新規事業の開発に取り組む。現在は二児の育児の傍ら、インタビュー記事や、商品紹介のキャッチなど、また文字の世界へと戻る。いつか起業すること、ヨガの達人になること、長生きすることが目標。

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