遊びながら、伸びていくーー弟子ハッカソン2024レポート
2024年2月から、「徒弟制度」の弟子たちが全員参加する社内ハッカソンを毎月第1金曜日に開催してきました。
2024年最後となる12月の弟子ハッカソンは、過去11回での評価を合計した王者を決める回として実施。
15人の弟子たちの中で、去年中途入社した若手プログラマの下村麻季臣と石崎海渡が、同率1位で2024年の通算チャンピオンとなりました。
目次
優勝者インタビュー
〜ハッカソンを通じて感じた、つくる楽しさ〜
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弟子ハッカソンが始まった当初、どんな気持ちでしたか?
下村
入社当初は言われたものをつくることも多かったので、自分で0から考えてつくる機会は貴重でしたね。
また、だんだん他の弟子の作品を見ることが面白くなりました。良い作品に対しては「やられたぜ!」と悔しく思いながらも、自分の発想や技術の引き出しが増えていくのが嬉しかったです。
また、だんだん他の弟子の作品を見ることが面白くなりました。良い作品に対しては「やられたぜ!」と悔しく思いながらも、自分の発想や技術の引き出しが増えていくのが嬉しかったです。
石崎
最初は、自分だけ浮いたアプリをつくったら嫌だなと思っていたんですが、他のみんなが好きに開発しているのを見て、自分が面白いと思うものをつくれるようになりました。結果、その方が親方たちからも良い評価を貰えたんです。
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特に印象に残っている回はありますか?
下村
テーマ「Well-being」の回ですね。自分は実際に歩いた場所にインクが塗られていくGPSロガーアプリをつくりました。最初からアイデアが面白いと自分で思えていたからこそ、意欲的につくり上げられた回です。一番楽しかったですね。
石崎
テーマ「LINE BOT」の回で初めてLINE BOTを使ったんですが、後日、お客様相手の案件でも使うことになったんです。新しい技術を好きに試せる場がある価値を強く感じました。
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今後のハッカソンへの意気込みをお願いします。
下村
形にすることだけで精いっぱいの回もたくさんありました。機能をたくさん実装できた時が楽しかったので、より早くアイデアを思いつき、より速くコードを書けるようになっていきたいです。
石崎
これからも自分が心から面白いと思うアプリをつくっていきたいです。そして、一位を目指し続けます。
代表・倉貫からの総評
〜遊び心が成長につながる〜
イベントの最後には、ソニックガーデン代表にして弟子ハッカソンの発案者でもある倉貫からの総評コメントがありました。
倉貫
親方のもとで「一人前のプログラマ」を目指している皆さんは、時には苦しさを感じながらも腕を磨き続けているんじゃないかと思っています。目的を持ち、それに向かって努力していく姿勢は、もちろん素晴らしいことです。
ただ同時に、つくることを楽しむ心や、技術で遊ぶ心を大切にしていて欲しいとも思っています。それは、結局楽しんでプログラミングをしている人が一番伸びますし、そんな遊び心のある大人が格好良いと思うからです。
弟子ハッカソンは、皆さんが使ってみたい技術を使い、好き勝手に0からアプリをつくれる場として提供し続けます。ぜひ来年以降のハッカソンでも、楽しみながら遊んでいってください。
ただ同時に、つくることを楽しむ心や、技術で遊ぶ心を大切にしていて欲しいとも思っています。それは、結局楽しんでプログラミングをしている人が一番伸びますし、そんな遊び心のある大人が格好良いと思うからです。
弟子ハッカソンは、皆さんが使ってみたい技術を使い、好き勝手に0からアプリをつくれる場として提供し続けます。ぜひ来年以降のハッカソンでも、楽しみながら遊んでいってください。
ハッカソン開催の意図については、倉貫のブログで詳しくご紹介しています。
▶︎遊びから始まるプログラミング 〜 ハッカソンが育む文化と成長
また、弟子たちが外部のハッカソンや、年2回開催している弊社主催の「ツクってアソぶハッカソン」に参加することも増えてきました。
最後まで読んでくれた皆さんと、どこかのハッカソンで出会えることを楽しみにしています!
執筆:小澤未花
編集:小野寺ちひろ・岡田森