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「修行」「弟子」「関門」「脱落」の謎を解け! 精鋭部隊が集まる採用の秘密 2014年04月21日

【不定期連載:突撃!隣のソニックガーデン】
ママライター岡田による、ソニックガーデンの人や文化を探るためのインタビュー企画。この連載は、その時その時の熱い人、熱い話題、だけではなく、個人的に気になるアノ事ソノ事についてまで、楽しく聞き出してしまおうという企画です。


お客様のパートナーとして、ビジネスの立ち上げに必要なソフトウェアの企画開発から運用まで全て請け負う「納品のない受託開発」というビジネスを展開しているソニックガーデン。つまり、社員一人一人が相当な技術と経験を武器に、お客様のシステム部門を担っているらしいのです。

いつか起業したいという野望を持つ私としては、いっそのことソニックガーデンに入社して、プログラミングをゼロから学べないかと企んだ結果、社長と副社長のおふたりに採用について根掘り葉掘り聞いてみることにしました。

想いがある人の違いは歴然

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ソニックガーデンの採用プロセスについて情報を集めていると、「修行」とか「弟子」という不思議な言葉が聞こえてきます。今日はこの2つをキーワードとしながら、採用の秘密に迫らせて頂きます!よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
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起業して3年。採用のパターンも出来つつあると思うのですが、基本的に採用サービスみたいなものを利用してはいないですよね?今や大手から中小まで、色んな転職サイトがあると思うんですが。
してないですね。自社サイト一本です!タダのケチっていうのもあるんですが(笑)

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自社のホームページ一本ですか?それで優秀な人材を集めていけるって、けっこうすごいですね!
むしろ、その効果で優秀な人材が集まっていると思っています。転職サイトに掲載するとですね、仕事が欲しい人が来ちゃうんですよね。ソニックガーデンのビジョンに共感した、とかではなくて。
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求職中ってことですね?
そうです。報酬とか福利厚生に反応して、数は集まると思うんですけどね。
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じゃあ今までの応募者は、求職中ではなくて、普通に他で仕事をしていて、たまたまソニックガーデンを知って、応募してきた方たちなんですね!
そうです、そうです。
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応募者はかなり能動的に主体的に、アクセスしてくるんですね。
ありがたいことに。
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ありがたいですね!
うちは外に公開している情報が多いので、よく読み込んでから来てくれる人がほとんどです。たまに読み込まず、いろんなサイトに放り込むメッセージと同じ文書を書いてくる人がいます。
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たくさんの会社に同時に応募していて、どこにでも通用する内容ってことですね?
はい。そんな人と、想いがある人の違いは歴然で、そういうのはわかってしまうんですね。
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どの辺が違いますか?
文章量が全く違いますね。「なぜ」私が「ここ」に書いているのか、を書いてきてくれます。経歴とか考え方とか。
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応募者が、「なぜ」ソニックガーデンに向けて記しているのか、を書いてくる、ということですか?
そうです。「なぜ」共感したのかを、きちんと示してきてくれるんですね。

私たちは、技術力も、仕事力も、人間力も見てます

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倉貫さんのブログを読んで、そこから応募してくる人も多いですか?
多いですね。ソニックガーデンを知ったきっかけが、私のブログだったという人が多いです。嬉しいですね。

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そういう人は、その後、Facebookなどからメッセージをしてくるのですか?
そこから、ホームページの採用情報を見て、お問い合わせフォームでの連絡という流れですね。Facebookで直接くるような強者は殆どいないです(笑)
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そうですかー!
ただ、ソニックガーデンの場合、けっこうハードルが高いと思われているのか、あんまり簡単には来ない感じします。かなり腕に自信があるか、もしくはあまり知らないか、どちらかという印象です。
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そこも知りたかったんですが、ハードル、というのは、技術力が一定水準以上必要、ということですか?
そうですね、技術力は必須です。
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二年目でやる気だけはある!みたいな人は、今のところ採用しないですか?
そんなことないですよ
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おお!?
でも、あまり応募が来ないですね。私たちの会社のカルチャーとして、落ち着いているというかギラギラしてないので、若くて、ベンチャーで一山あてる!みたいな人は来ないのかもしれません。
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なるほど。
そもそも私たちはベンチャーってわけじゃないですしね。
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じゃあ、プログラムは未経験だけど、その他が100点だったら入社できる可能性も?
いやー、どうでしょう(笑)私たちは、技術力も、仕事力も、人間力も見てます。中途採用の場合は、すでに入社している社員と同等のスキルを求めています。そして、同じだけの報酬を用意しようと考えています。
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それは、相当なスキルが必要ってことですね。
そうですね。まだ技術的には未熟という場合は、トレーニングを受けてもらう必要がありますね。もしくは、新卒と同等の弟子レベルで入って頂くか。
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トレーニング!それが「修行」ってことですか?
そうです。
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では、修行期間中の身分が「弟子」?
いや、そうでもないんですよね。新卒の社員は、入社してから数年間は修行を行わないといけないので、「弟子」として扱います。
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はい。
中途採用の場合は、入社する前に修行をしてもらうんです。なので「修行中」ではあるけど、「弟子」という訳ではないです。
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分かってきました!
それに、ある程度の年齢とキャリアのある方達を、「弟子」とは呼びにくいので。なので、先ほどの2年目くらいの方で未経験であれば、新卒扱いで、弟子として入ってもらう感じですね。

経営も中途採用も「石橋を叩いて渡る」ポリシー

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ではある程度キャリアをもった中途の方は、修行期間中は「契約社員」という感じなんですか?
人によりますが、前の仕事を続けながら、自分の時間でやる人もいますし、フリーランスだったりする方は、その仕事のかたわら、される方もいます。アルバイトみたいな感じですかね。
修行中はソニックガーデン専業ではないですね。
この辺りが、私たちの経営ポリシーでもあるんですが、なんでも「いちかばちか」をしないんですね。
思い切って転職して、試用期間があって、本採用、というのが普通の転職の流れだと思いますが、もし思い切って転職した先が、いまいちフィットしないとなると、その中で続けていくのはお互いに不幸なことですよね。
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そう思います。
なので、今の状態を続けながら、ちょっと新しい環境を「お試し」をしてもらい、うまくいきそうだと分かってから、転職なり、独立なりをしてもらうことが良いと思っています。
納品のない受託開発で言うところの、結婚前の同棲期間と同じですね。

「石橋を叩いて渡る」経営をしています。中途採用でも、そういう経営ポリシーのもと、そんなステップを選んでいます。
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事業でも採用でも、貫いていますね!ちなみに、そのお見合い期間中に破談したことはありますか?
破談、というか、こちらから断るというより、去っていく人は多いです。
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意外です!!
採用期間が長くて大変なので、そこまで続けられる人が少ないのかもしれません。

組織の矢印が、個人の夢の矢印を包含している間は、一緒にやれる

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さきほどもあったように、情報は割りと出ている気がするのですが。試してみたら、求められる水準が高かったということでしょうか?
まぁそうですね、それもあるかもしれません。そもそも転職に向けた応募って、「えいや!」って出すと思うんですよね。けっこう、一大決心で。
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確かに。
普通の転職だと、そこからバタバタ決まって転職しちゃうってことがあるんだと思いますが、私たちの場合、採用プロセスの期間がけっこう長いので、なんだかんだ冷静になれる機会が多いんだと思います。
冷静になったとしても、それでも応募を続けてもらえるっていうのが、私たちにとってはいいことだと思います。
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それは双方にとって幸せなことですねぇ。じゃあ今ソニックガーデンに居る方は、本当に心の底からソニックガーデンを愛しているんですね!
どうだろう(笑)
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ええっ!そうですよ、きっと!
そう願いたいです。でも、自分の人生が一番で、そのベクトルとソニックガーデンのベクトルが合っていることが、いいことかな、と私は考えています。自分の夢の延長上、と、ソニックガーデンのビジョンの先が同じなのがいいかな、と思います。
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経営者が、「人生が一番」と言ってあげられるところが良いですね。
個人個人の夢の矢印って、けっこう少しずつ、違うと思うんですよね。で、組織のビジョンの矢印は、それを包含してる大きめの太い矢印があって、そこに含まれてる間は、お互いに一緒にがんばれるな、と思います。
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それは名言のレベルですね!今回の記事の小見出し確定です!
私は、その矢印の勢いに皆がついていけるよう、陰ながらみんなを応援してます。
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お母さんですね!

最初に社長面談する方が、全体的なエネルギーのロスは少ない

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では、問い合わせからアクセスしてきた人は、次はどういう段階に進みますか?
最初に倉貫と面談します。最近は、最初の面談はオンラインのみにしてます。
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オンラインにしていることに、理由があるのですか?
そうですね。ソニックガーデンの仕事は、リモートワークやオンラインでの仕事が多いので、オンラインに抵抗ある人は困るな、と思って。
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なるほど!
そこでちょっとふるいにかけています。

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ちなみに問い合わせた人は全員がオンラインまで進めますか?
そうですね、一応、そうしてます。
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倉貫さん、すごくお忙しいと思うのですが、そこを自分でやるのはなぜですか?
まず、採用がとーーーーっても大事だと思っているからです。それから、どこの会社でも、最後は役員面接か社長面接をすると思うんですよね。
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普通は最後ですよね。
でも社員の人や人事の人が時間かけた結果、最後に社長で落とすとなると時間がもったいなくないですか?
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確かに。
だったら、最初に私が話して、駄目な人は駄目って言った方が、全体的なエネルギーのロスは少ないかな、と。
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なるほど。合理的なわけですね!
そうです。「合理的であること」も私たちの経営ポリシーです。
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なるほど!オンラインで話すことで、技術力・人間力・仕事力、どれもそれなりに把握できますか?
いえ、分かるのはパーソナリティと、コミュニケーション力だけですね。それは30分話せば大体分かります。本当のことを言うと、15分くらいでわかります。
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じゃあまずはパーソナリティと、コミュニケーション力をクリアできた人が、次の段階へ?
そうですね。私たちの採用のプロセスですが、どちらか言うと一発で「合格」を出すというより、時間かけて続けていく中で「脱落」をしていくという感じです。
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なるほど。関門がある感じですか?
そうですね。採用の関門を何回か続けていくうちに、脱落する人がいますが、それでも最後まで残ったら「合格」になります。私との1回の面接だけで、絶対にいけると確信できるほど、私は自分の眼力を信用してないです。
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なんて言うか、難しそうです。
いえ、脱落といっても、わりと皆さん自分から去っていくのですよ。
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そうなんですねぇ、意外です。

ソニックガーデンは、再チャレンジOK!

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では、オンライン後のプロセスは固定ですか?人により違いますか?
採用プロセス、一応は決まってます。
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公開してもいいものですか?
はい。次は、CTO/CIOの二人と面談しつつ、ソースコードレビューをさせてもらいます。
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書いたソースを見せるってことですかね?
そうです。そこで、技術力を見せてもらう感じですね。
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緊張しますね~自信ないと出せないわーっ。
そうなんです。
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応募してくる人、すごいですねぇ。
自分の書いた作品を見せるの、恥ずかしいですよね。でも、ソニックガーデンに入ると、コードレビューは当たり前にすることなので、そこはクリアすべきものですね。
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今ソニックガーデンにいる方たちは「むしろ見てください!自信あるんで!」みたいなテンションだったんですか?(笑)
いやー、どうだったかな。でも、みんな見てきましたね。
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そうなんですねー。そこで、ソースがNGでお断りしたこともありますか?
ソースコードのレベルが、まだ採用のレベルまで到達してない人はいました。その場合は、そのことをお伝えした上で、再チャレンジしてもらうことはOKにしてます。
--
他で経験を積んで、腕を磨いてからもう一度どうぞってことですね?
ソニックガーデン、一度落ちても、何回もチャレンジして良いんです。
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それも珍しいですね!
でも、そこまで根性ある人はなかなかいないですけどね。
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でも、やっぱりあるレベルは必要なんですね!私応募できないですねー(涙)弟子入りしたかったわー!
新卒扱いで!(笑)
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いいです。新卒扱いで!!
どうかなー(笑)
どうかなー(笑)
--
ひどい!入りたかったのに!(笑)

会社が人を選ぶのではなくて、入ろうとする人と、入ってもらう会社とで、お互いに選ぶもの

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では、気持ち新たに!コードレビューの次の段階は何ですか?
その次はですね、最初に話した「修行」ですね。アルバイトをしてもらう感じです。
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そこで修行になるんですね!
そうですね。
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どの程度の労働具合ですか?
それは人によります。やっぱり、一緒に仕事をしてもらわないと分からないんですよね。
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お客様の対応もしますか?
その段階で1人でお客さんを担当することはないです。
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既にいるメンバーと一緒に、何かを作りますか?
ソニックガーデンの自社サービスの手伝いをしてもらったりします。仕事の進め方や、メンバーとのチームワークなどを見る感じです。
--
そこで脱落する人も、こちらからお断りすることもありますか?
そこまで来るのに既にだいぶ時間をかけてるので、あまりないのですが、ないことはないです。こちらからお断りというか、そこもお互いに、違うかなー、どうかなー、という話し合いのもと、という感じで。
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そこまでくると、お見合い最終段階ってことなんですね。
そうですね。私たちの採用の考え方で、応募に来た人たちにいつも最初に言うのですが、採用というのは、会社が人を選ぶという一方的なものではなくて、入ろうとする人と、入ってもらう会社とで、お互いに選ぶものなんですよね。
--
はい。
なので、応募に来られた方にも、ソニックガーデンの良いところ悪いところを見てもらった上で、「入りたい」と思ってもらえて、それから採用する、という形がいいかなと思っています。ですから、「私たちのこともしっかり評価してね」と最初に言いますね。
--
同等、と表現すればいいですかね。普通はもう少し違いますよね。だから情報をたくさん公開もしているんですね。
そうですね。

私たちが見るのは、ソースコードがどれだけシンプルに、美しく書けているか

--
ソースコードレビューというのは簡単に終わる話ではなく、それなりに時間をかけて行っているんですね。互いの良いところ悪いところが分かってしまう深いお付き合い、と。
そうですね。時間、かかりますねー。そこが一番の難関かもしれない(笑)エンジニアたちは、かなり厳しいので。
--
実は、そこがなぜなのかがよく分かりません。素人なもので。ソース見て「60点。以上」とかって感じじゃないんですか?
ソースコードは、プログラムの設計書みたいなものなんですが、誰が書いても同じになる訳ではなくて、人によって、書き方や表現がまちまちなんですね。書いた人の性格がけっこう出ます。
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へ~!!
私、ソースコードみたら、その人の血液型とか当てられます!
--
マジですか!
私たちが見るのは、ソースコードがどれだけシンプルに、美しく書けているか、です。
技術的に最先端であるとか、難しいことをしているか、などではなく、なるべく簡単に書けているか、読みやすく書けているか、を見ます。
--
ほぉぉ!
「ソースコードが美しい」って、多分エンジニアにしか分からない感覚だと思いますが。実際、美しいソースコードは、美しいのですねー。
--
まったくもって分かりません。
私たちの場合は、Rubyという言語で書いてもらうのですが、Rubyでの経験が長いから良い、という訳ではなく、基礎がしっかりしていて、良いソースコードが書けそうな素質があれば、通ります。
--
素質ってあるんですか?
ありますね。なんとなくですけど、やっぱり、ソースコードみるとわかります。
--
ちなみに、血液型で、美しいコードを書く傾向にあるのは何型ですか?
そこは、あれですね、色々な観点があるんですが、A型の人は、インデントとかちゃんと揃ってたりする感じですね。あくまでも、傾向、ですが。

--
やっぱり…A型…。ちなみにお二人は何型ですか?
A型です!
A型です!
--
うわー二人ともA型なんですね!
まぁ、それだけじゃないです(笑)
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聞かれてませんが、ちなみに私はthe大雑把O型です!
あ、そんな気がしてました(笑)
--
面白いですね~。ソニックガーデンの他のメンバーの血液型も知りたいです!いるかなO型仲間。

自分の夢や使命を見つけて独立するのを、応援したいし、出資もしたい

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では、晴れて修行が終わると、正社員になるのですか?
そうですね。その修業期間のうちに、他の社員との交流や、飲み会や、作文、してもらってます。
--
作文…?
作文というか、自己紹介の代わりになるような文を書いてもらいます。でも、これは人によるかな。今までは必須ではなかったけれど、今後は必須にしようかな、と思ってる項目です。
--
気になります。何を書けばいいんですか?
文章を書くのって、けっこう論理的思考を問われるのと、勢いだけでは相手に伝わらないので、ちゃんと相手に伝えられる人かどうか、その辺を見ます。テーマは、内緒です!
--
秘密のテーマがあるのですね!
はい
--
おもしろいソニックガーデン!
ここまで時間かけて色々やってくれば、もう一緒にやってるのと同じですね。
--
リモートの人も、だいたい同じ過程を辿りますか?
そうですね。一緒です。
--
これから応募する方も、では同じ道を通るのですね?
どうでしょう。採用プロセス自体も進化しているので、これからもずっと同じ進め方ではないと思います。
--
なるほど。採用って、今の会社のステージにも影響されると思うんです。こういう段階なので、こういう人材が欲しい、という感じで。ソニックガーデンは、今どんな段階で、どんな人材を求めていますか?
私たちの会社だと段階は、あんまり関係ないですね。昔も今も変わらず、プログラマ採用のみです。プログラマを一生の仕事にしたい、という方を求めてます。
--
何かで「いずれは社員を独立をさせたい」と読んだことがあるのですが本当ですか?
そうですね!社員の方が、自分の夢や使命を見つけて、独立するのは良いことだと思います。応援したいですし、出資もしたいです。
--
まるでお父さん!
ガチンコの競合つくって、戦いを挑んでこられると困りますが(笑)
--
ですね(笑)
でも、暖簾分けして、自分の会社を持っていくのはいいことだと思います。
--
そういうのを推進できるのは、自信があるからであり、社員を大事に思っているからですね。素晴らしい。普通はできる人間を手元に残したいもんです。
んー、まぁそうですね、手元とはどこか、みたいな感じがします。独立して、立派に会社をやって、私をそこの相談役か顧問にでも雇ってもらえた方が嬉しい気がしてます。
--
顧問(笑)
うん、やっぱり手元って感覚がなんか、違和感ありますね。人は自分のものじゃないですからね。
--
でも、ソニックガーデンのメンバーが減ると、ソニックガーデンのさばける仕事が減ってしまいますよ?
減りますね!また、採用しないと!
分裂しても、同じようなことを出来る人は増えているので、お客様から見たら増えてるはずです。

そう。全体としてみたら、増えているんです!それに、誰かが卒業してまた若い人が入ってくれば、新陳代謝も起きて、良いんじゃないかな。

幸せなことをずっと続けてもらおうと思っています

--
お二人には「会社を大きくするぞー!」というガツガツした感じはそんなにないんですね。
いや、まぁ少しずつは大きくしていきたいですが、急成長はしなくていいかな、という感じです。もっとも大事なことは「長く続くこと」だと思ってます。

--
なるほど。
どかんと花火を打ち上げない。
そのために、無茶な採用もしないし、無理な投資もしない。石橋も叩いて渡ります。なんと地味なこと(笑)
--
堅実ですね。
好きなこと、楽しいこと、大事なことなので、長く続けたいのです。
--
幸せな職場なのですね!
なので、イケイケな若い子は来ないのだと思いますねー。
--
そうですね。居たらきっと浮きますね(笑)
ずっと幸せー!

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なんですか、それ(笑)「俺はずっと幸せだー!」っていう意味ですか?なんだか、のろけてられてるみたいですねーお二人に!
マジですか(笑)
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大マジです。末永くお幸せに♪
なんか、変だな…(笑)誤解です!いつか幸せが来るから今は我慢してもらおう、ではなくて、幸せなことを続けてもらおうと思っている、という意味の「ずっと幸せー!」ですよ!
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あ、そうなんですね!自分はソニックガーデンにいて幸せだーって叫んだのかと思いました(笑)
それはどんな時、どんな場所、でもブレないので、ある意味真実です(笑)
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幸せな人ですね(笑)副社長の幸福感もまた、ソニックガーデンが「人」に与えているものだと思いますが、今後入社するプログラマに、どんなことを提供できますか?そして、どんなことを社員に提供していきたいですか?
おー、深い質問ですね!
--
たまには深いことも聞いてみました。
提供かー、難しいな。社員のみんなには一緒に働いてもらっている、という感じなので、一方的になんか提供するって感じで考えたことあるかな。
プログラマとして成長できる、やりがいを感じられる場所にはしたいですね。
社員旅行も、福利厚生も、まかないも、気持ちよく働けるようにやってることの一環です。
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はい。
会社とは何か、という話なんですけど、お客さまと社員の両方を幸せにする仕組みが会社であると思っています。そういう風に働ける場所を作る、ということを提供してるのかな。
社長が会社をやって雇ってやってる、という感じではなく、みんなには自ら稼いでもらっていて、私たちはその場を作っている、という感じでいます。
--
少なくとも副社長は確実に幸せそうですものね!
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今日はお二人の幸せな雰囲気と、ソニックガーデンの採用の秘密がよく分かりました。お忙しい中、ありがとうございました!

倉貫さんと藤原さん


「修行」「弟子」「関門」「脱落」など、ソフトウェアの会社としては似つかわしくない単語が飛び出したインタビューでしたが、ソニックガーデンが精鋭揃いのチームであり、だからこそお客様に最高のサービスを提供できる理由が見えました。

関門と修行を越えた先には、福利厚生といった小さな意味ではなくて、個としての幸福を支えてくれ、自分らしい生き方を追求できる場が待っています。羨ましくも感じましたし、これから先、ソニックガーデンの方たちがどのように生きていくのかを見届けたいという想いも生まれました。

そして、印象的だったのは、やはり副社長が幸せそうだったことです。

今日は楽しい時間を頂き、ありがとうございました!

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インタビュアー/ライティング:岡田由美子
株式会社ジェントルワークス所属。早稲田大学第一文学部在学中より、物書きを目指してひたすらに原稿用紙に文字を埋める日々を過ごす。卒業後、EC系のベンチャーで新規事業の開発に取り組む。現在は二児の育児の傍ら、インタビュー記事や、商品紹介のキャッチなど、また文字の世界へと戻る。いつか起業すること、ヨガの達人になること、長生きすることが目標。

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