【ソフトウェア職人たちの日常】新春書き初め!2016年は初心に返り、自分に問い、熱く魂を燃やす!


ソニックガーデン恒例、新春書き初め会に今年も突撃!メンバーの選んだ文字には、新しい年への意気込みや、志がこめられていました。
2016年新春恒例書き初め会!
今年もソニックガーデンで書き初め会が開催されると聞き、渋谷のオフィスに突撃!夕刻になり、オフィスには書き初めスペースが出来上がりました。全国各地のリモートメンバーとも回線を繋ぎ、備万端となったところで、「書き初めしよ~!」と誰からともなく声を掛け始めます。ポツポツ集まり出すメンバー。よく見るとまだ背を向けてプログラムを書き続けるメンバーも。
あ、これってデジャヴかな?いえいえ、去年も見ましたこの光景。ソニックガーデンって、すごく自由な空気が流れているんです。いいんです、そんなに慌てて集まらなくても。
では、早速メンバーの書き初めと、そこに込められた想いをご紹介します!
「初心」「旅」― 倉貫 義人
『会社の社長としての言葉は「初心」です。ソニックガーデンは5期目ですが、起業当初はもう少しいい加減な会社だったんですね。だからこそ各自がしっかりしないと、という気持ちになっていたんじゃないかと思ってます。今、段々ときちんとした会社になってきてますが、会社がしっかりし過ぎると、みんなの自主性を損ねてしまうかもしれない。だから初心にかえって、あの頃のようにフラットなまま、みんなが積極的に自主的に動いてくれるように、会社自体はゆるくいきたいと思っています。
もうひとつの言葉は「旅」です。今年はまた新刊のプロモーションで全国を回ることになると思うので、個人的に「旅」の年になります。地方に行くのもそうですけど、新しいことを広めるためには色んな人に会うのがいいと思うので、人に会う「旅」ですね。』
「挑戦と勉強」― 藤原 士朗
『去年の自分は現状に甘んじいてたという反省があります。忙しかったんですが、忙しいだけだったなと。今年はもうちょっと勉強して、新しいことに挑戦していきたいなと。会社を立ち上げた時のような最初の気持ちになって頑張りたいと思います。』
「展開」「問」― 安達 輝雄
『2015年は自分が作るのではなく、作ることをサポートすることが多かったので、コーディングの時間が減ってこれでいいのかなと思っていた部分がありました。なので、今年は今後の展開を変えていこうかなと思い、「展開」という文字を書きました。プライベートでも変化が多かったので、今後を考えなければと思っています。
それからサブタイトルに「問」という字を選びましたが、今年34歳になるので、そろそろ色々考えないとなと。何を考えるのかも未定ですが、自分自身に自問自答していく一年にしたいと思います。』
「魂」― 松村 章弘
『採用に訪れる人たちを見ていると、「エンジニア魂」をすごく感じます。彼らを見ていると、自分自身はなぁなぁになってしまっている部分があると感じるので、今年は「エンジニア魂」を燃やしたい。エンジニアリングとして新しいことに挑戦したいですね。』
「実感」― 西見 公宏
『本当は「成長」という言葉を書こうかとも思ったんですが、「成長」って自分では成長したかどうか分かりにくいですよね。成長したかどうか分かるのは、自分が成長を「実感」できたときだと思うんです。組織としても成長を「実感」できる会社にしたいですし、そして自分自身も成長を「実感」したいという思いを込めました。』
「転」― 前田 直樹
『もしかしたら過去にも書いたかもしれないんですが、起承転結の転です。年齢的にも人生でいうと、そろそろそれくらいの歳なのかなと。色んな意味を込めたんですが詳しくは語りません。(笑)』
「助」― 伊藤 淳一
『去年一年、色んな人に助けてもらいお世話になりました。一方で自分から誰かを助ける場面が少なかったので、今年は自分から色んな人を助けたいと思います。』
「楽」― 遠藤 大介
『「たのしい」と「らく」をかけて、「楽」という字を書きました。色々と「楽しみたい」し、どうせなら「らく」をしたいなと。とはいえ「らく」をするための苦労は好きなので、みんなが「らく」できるものを作っていきたいなと思います。今年のモットーは「らく」に「楽しく」です。』
「価値」― 野上 誠司
『お客様の事業価値をもっと自分の技術で高めて、お客様から「価値」を感じてもらえることのできる人間になりたいという目標です。』
「貢献」― 上田 幸哉
『私の今年の文字は「貢献」です。去年は「感謝」と書きました。去年までは新しい環境で仲間やお客様と一緒に仕事をさせて貰い、「感謝」でした。今年は「感謝」ばかり言ってられないので、今までお客様や仲間から貰った「ありがとう」を返していきたい、「貢献」していきたいと思い、この文字を書きました。』
「削る」― 田上 健太
『昨年まで色んなことに挑戦してきましたが、今年は「削る」ということを意識したいと思います。自分の贅肉も含め、無駄を削ぎ落とし、余分なものは減らして、自分を見つめなおす時間を増やしていきたいと思っています。』
「勇」― 髙木 咲希
『臆病なのを直したくて「勇敢」という文字を書こうと思っていたのですが、一文字の書き初めの方が多いので、揃えて「勇」という一文字にしました。ソニックガーデン唯一の女性プログラマと言われているので、敢えて男という字が目立っていいかなと思いました。積極的に外に出ていけるように頑張って行こうと思っています。』
新年会
書き初めを掲げての志の発表が終わり、続いて新年会が始まりました。乾杯の挨拶は、倉貫社長、ではなく、倉貫社長に推薦されて、2014年に新卒で入社された田上さんが音頭を取りました。
皆さん、お酒を片手に色んな場所で談笑中。仕事の話もあれば、家庭の話もあり、和気あいあいと楽しそうです。
書き初めから見る2016年のソニックガーデン
今年の皆さんの書き初めを見て、その想いを聞いてみると、「攻める」「前に強く進む」というイメージを皆さんが根底で共有しているのかなと思いました。その姿勢や方法は様々ですが、5年目に入ったからこそ、慢心することなく、初心に返り、高め合うという流れがあるように感じます。
去年の書き初め会と比較すると、メンバーも増え、「きちんとした組織」になってきましたが、その「きちんとした組織」になるのは止めようという倉貫社長の言葉が印象的でした。
2016年も、皆さん、自由に、楽しく、そして力強く進んでいかれることと思います。またそんな姿を取材させて頂くのを楽しみにしています。
今年も新年早々ありがとうございました!
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- ライティング:岡田由美子
- 早稲田大学第一文学部在学中より、物書きを目指してひたすらに原稿用紙に文字を埋める日々を過ごす。卒業後、EC系のベンチャーで新規事業の開発に取り組む。現在は二児の育児の傍ら、インタビュー記事や、商品紹介のキャッチなど、また文字の世界へと戻る。