【ソフトウェア職人たちの日常】ソニックガーデン伊豆合宿に潜入してきました!

各地から地方メンバが続々と上京!
ソニックガーデンは、半数以上のエンジニアが地方在住でリモート勤務をしています。そんなメンバたちがこの時期には合宿にあわせて上京してきます!
オフィスでお客様と対面できる貴重な機会だからと合宿の数日前から移動してくるメンバが多いようです。
今回の一番乗りは岡山在住の野上さん。ところが上京初日、東京がまさかの雪の日に!
「せっかくオフィスに来たのに誰もいない(涙)」
交通機関が落ち着いた午後からは何人か出社し、いくぶんオフィスが賑やかになってきました。リモートメンバもぞくぞくと上京。
普段リモートで働いているメンバからは「やっぱり対面だと、空気感というか呼吸というかなんというか、良く伝わりますね。あと、skype上げていないのでPCも軽い(笑)」といった声が上がっていました。
なかには今回初めてオフィスに来るメンバもいましたが、普段からSkype越しにオフィスを見ているためあまり違和感がなかったようです。
お客様や東京メンバとも普段から『Remotty』などで顔をあわせて会話しているため、信頼感がすでにできていて実際に会ったとき時も初めてあったかどうかすら曖昧になっているようです。
今回は、4月に入社予定のメンバも合宿へ参加します。合宿前に上京し、ペアプログラミングやお客様との打ち合わせに参加し、入社前からソニックガーデンの文化に触れられる贅沢な時間を過ごしていました。
「ペアプログラミングを通じて、慣れないうちはとにかくわかるところから作り始めることが大切だと実感しました。」と感想を伝えてくれた通り、しっかり学びを得てくれたようです。
そもそも合宿ってなに?
ソニックガーデンでは半年に一回メンバ全員が集まって1泊2日の合宿をします。これは社員旅行と間違われることもありますが、ただの旅行ではありません。
「気楽に真面目なことを考える」というのがソニックガーデン流とのことで、今回の合宿のテーマは以下の2点
「親睦」
お互いのことを知って助け合うチームワークを作る
「自分ごと化」
「会社は自分で変えてよい」というマインドづくりと具体的なアクション検討
テーマに合わせて毎年スケジュールに工夫を加えています!
スケジュール
1日目
・会社のことを「自分事」として考えるためのグループワーク
・OFFTIME BIZ研修
2日目
・議題/テーマのリストアップ
・ワールドカフェ(*)形式で望むべき未来像について実現方法を考える
・個人ごとに今年やることをみんなに宣言
(*)与えられたテーマについて各テーブルで数人がまず議論し、次にテーブルホスト以外は他のテーブルへ移動し、そこのホストから前の議論のサマリーを聞いてからさらに議論を深め、これを何回か繰り返した後に、各テーブルホストがまとめの報告を全員にする方法。
合宿1日目
朝からみんなで伊豆へ電車移動。
昼食後の運動と称しバスケをはじめるメンバがいたり
こちらでは、なにか悪だくみでしょうか(笑)
「自分たちの組織は自分たちで良くする」というマインドへ変えていくにはどうしたらいいんだろう。グループに分かれて考えます。どのように議論するかも自分たちで考えます。
こちらは天気が良かったので、外で話し合ってますね。
こちらでは元女子バスケ部長のメンバによるバスケ講座が開かれているようです!
なるほど。バスケットを通じて、まずはグループメンバとの親睦ですね。
その後、お客様でもある日本ブラインドサッカー協会様主催の「OFF T!ME BIZ」研修を通してチームの一体感づくり。日本ブラインドサッカー事務局の剣持さん、代表選手の寺西さんに伊豆までお越しいただき開催しました。
研修内容の詳細は公開できませんが、ご興味のある方はこちらからお申し込みをどうぞ!
メンバ一同この研修に強く感心を受けたようで、終了後には様々な感想を語っていました。
ブラインドサッカー、いろんな気づきと学びがあったし、普段あまり話す機会のない人とも交流できてよかった。
ブラインドサッカーでは、見えないことで普段は意識していないことが大事だと分かってくる。 声を出すこともコミュニケーションには大切だということがよく分かった
情報を伝えることが格段に難しかった。仕事でも、前提条件やコンテキストが伝わって無ければブラインドに近い状態だと思うので、相手の目線に立った伝え方が必要だと実感。
心理的なブレーキを壊す疑似体験になったと思う。とにかく信頼して思い切って行動してみる、というのが一般的に言えるのかも。
宿に戻った後は仕事やプライベートなこと夜遅くまで語り合ったり、恒例の卓球大会が開催されました。
合宿2日目
今日は朝からワールドカフェを行います。自分事として考えるため課題出しも自分たちで。経営に関するもの、今後のお客様にとってどんな価値を提供できるかなど意見をお互いぶつけあいます。
最後は宣言大会。2日間話し合った内容を踏まえて個人として何ができるか宣言します。
宣言を終えたメンバの感想を一部紹介!
ワールドカフェ形式での議論や宣言大会、流動的なグループを作ってコミュニケーションするのは良いアイデアだなーと思った。少人数だからスピード感あるし、刺激的だった。
普段は目先の事しか考えていないので、10年後を考えるというのは新鮮な体験だった。 未来図から考えて、今をどう生きるかというのは、人生の効率が良さそう。
組織の在り方としては、会社がスケールしてもみんなのことが信頼できる、見通しがいいくらいの人数がいいと改めて思った。また、協調するだけでなく、遠慮せず自分の意見はしっかりぶつけていくことで、組織としても強くなると気づいた。
将来のことをみんなで真剣に考えた2日間。盛りだくさんの合宿で、あっと言う間でした。
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ライティング:渡邉麻衣子
株式会社ジェントルワークス所属。ソニックガーデンの経理などを担当しています。寝ることが大好きなインドア派で、この世で一番かわいい動物は猫かなと思います。