ソニックガーデンジム11期、完走!〜3ヶ月にわたるオンラインプログラミングジム

ソニックガーデンのうえっきーです、今回はソニックガーデンジムのレポートをお届けします。
3ヶ月間のジム期間を走り抜け、ソニックガーデンジム11期が無事に終了しました。参加されたみなさん、本当におつかれさまでした!
最終成果発表での参加者たちの姿
ソニックガーデンジムとは、3ヶ月間のオンラインプログラミングジムです。
課題アプリを作り切ることを通じて、実践的なRailsスキルを身につける場として、これまでに多くのプログラマが挑戦し、成長を遂げてきました。
じつは私自身も元ジム生です。0期・3期・4期にはレビュイーとして参加し、7期からはレビュアー、そして8期以降は運営の立場として関わっています。今回は、自分の歩みも振り返りながら11期までの歴史を少しまとめてみたいと思います。
ソニックガーデンジムの歩み
ジム0期:原型が生まれた社内トレーニングの場所
最初は「ジム」という形ではなく、社内向けのトレーニングルームとして始まりました。課題アプリを「一人で作る」のではなく、「レビュアーと二人三脚で進める」というスタイルは、この時点ですでに形作られていました。ここから「レビューを軸にした学びの場」というジムの特徴が芽生え、のちの各期につながっていきます。
ジム1期:社外プログラマも参加できる形へアップデート(2020年)
1期では、0期で得た知見をもとに、社外向けにチューニングした課題へと発展しました。決められたお題に取り組み、3ヶ月間で課題アプリのMVPを作り切ることを目指す形でスタート。
まだ手探りの部分もありましたが、「期限を区切ってやり切る」「コードレビューを通じて成長する」という現在のジムの基本スタイルが、この時点で定着しはじめました。
まだまだ手探りの部分も多かったですが、いまにつながる大きな一歩でした。
(当時の開発環境はRuby 2.7、Rails 6.0でした)
ジム2期〜:ジムポータルの誕生と進化
2期からはジムポータルの開発も並行して始まりました。そこから期を重ねるごとに「ジムそのものが成長する」というユニークな歩みを続けています。まるでひとつのソフトウェアがアップデートされていくかのように、ジムもまた参加者とともに変化を重ねてきました。
これまでのジム参加者
これまでにレビュイー・レビュアーあわせてのべ100名以上のプログラマがジムに参加してきました。
0期から11期までを振り返ると、継続して関わってくださる方、途中からレビュアーや運営に回ってくださる方、新しい挑戦に飛び込んでくれた方など、本当に多彩な関わり方がありました。その一人ひとりの積み重ねが、ソニックガーデンジムをここまで形づくってきたのだと思います。
11期を終えて
今回の11期も、kumaさん、児玉さん、桐山さんをはじめとする参加者のみなさんが、3ヶ月をかけて課題アプリを作り切り、最終成果発表会では堂々と発表を行っていました。 ジムは決して楽な道のりではありませんが、走り切ったあとに残る経験値と仲間とのつながりは、かけがえのない財産になったはずです。
これから
ソニックガーデンジムは、ソニックガーデンが掲げる理念「いっしょに悩んで、いいものつくる」を体現する場でもあります。これからもたくさんのプログラマとの関係資産を築き、良いソフトウェア開発者が増えていくことを願って活動を続けていきます。
次は12期。どんな出会いや挑戦が待っているのか、私自身も楽しみにしています。