Kaigi on Rails 2025登壇レポート〜Kamalについて発表してきた

こんにちは、岡山在住の弟子yappuです。先日、Kaigi on Rails 2025でKamalについて発表してきました!
初めての大きな技術カンファレンスでの登壇だったんですが、めちゃくちゃ学びが多い体験でした。
プロポーザル提出から当日までの経緯を振り返ってみます。
きっかけは弟子合宿
始まりは6月の弟子合宿でした。ソニックガーデンの一人前のプログラマって何だろう?みんなで考える合宿でした。
この合宿で一番印象に残ったのが、自分たちで一人前を定義することで、今の自分の立ち位置がよく見えたことでした。みんなで話し合った結果「一人前の人って社内で存在感がある人だよね」という話になったんですが、そのとき「あれ、社外に対してはどうなんだろう?」って疑問が浮かんだんです。
社内外でのプレゼンスって、エンジニアとして成長するのに大事なのかもしれないなー。そんなことを考えながら、何かアクションを起こせないかなって思ってたんです。
そんなタイミングで、社内掲示板にKaigi on Rails 2025のCFP(発表募集)が始まっていますっていう投稿を見つけました。「よし、ダメもとで出してみるか!」って、勢いで応募してみました。

まさかの採用
提案したのは、社内プロジェクトで実際にKamalを使って運用してる経験をベースにした内容でした。Kamalの良いところ、困ったところを実体験から話そうと思ったんです。
採用されるかなー、やっぱダメかなーって期待と不安で1ヶ月過ごしてたんですが、ある日プロポーザル採用のメールが届いたんです!
もう全力で走り出したくなるくらい嬉しかったです。同時に「あ、本当にやるのか…大丈夫かな」っていう不安もありましたが、とにかく嬉しさが勝ってました。
準備が想像以上に大変
喜びもつかの間、15分スピーチへの不安がやってきました。普段岡山で月1回やってるLTは5分くらいなんですが、今回はその3倍です。しかも大勢の前で話すのは初めてです。
一番大変だったのが、15分にどう収めるかでした。Kamalについて詳しく話そうとすると、どうしても時間が足りないんですよね。詳しい人から見たらツッコミどころ満載の資料になっちゃうかもしれないけど、初めて聞く人にも分かりやすく伝えることを一番に考えました。
なかなか内容がまとまらなくて困ってたんですが、同僚が感じたことや分かりづらい箇所を教えてくれたり、先輩からも貴重なフィードバックをもらったりして、なんとか資料を完成させることができました。最後は自分のスピーチを録画して聞き返すっていう練習もやりました。これが一番効きましたね。
いざ本番!
当日、会場のホールに入ったらまあまあ人がいて「Kamalに興味ある人ってこんなにいるんだ」って嬉しく思う反面、ちょっと緊張もしました。
発表が始まると、準備してきたことを一生懸命伝えることに集中してました。終わってみると15分って意外と短くて、「もうちょっと詳しく説明したかったなー」って思う部分もありましたが、言いたいことは一通り話せた感じです。

登壇して何より嬉しかったのが、懇親会で「トーク聞いてました。勉強になりました」って言ってくれる人がいたことです。自分の体験が誰かの役に立ったって実感できて、技術コミュニティってやっぱりいいなって思いました。今回の体験で「また登壇したいな」って思うようになりました。
まとめ
弟子合宿で考えた「社外でのプレゼンス」について、小さいけど一歩踏み出せた気がします。
でも一番の収穫は、プレゼンスって意識して作るものじゃなくて、興味を持って技術に向き合った結果として生まれてくるものなのかも、って気づけたことかもしれません。
次はどんな技術に興味を持つかな?そんなことを考えながら、日々の開発により楽しく取り組んでいこうと思います!
