親方自身が語った「徒弟制度」 〜レバテックLABイベントを社内からレポート
こんにちは、広報のshin3です。
7月29日、ソニックガーデンのいちろー親方が、レバテックLAB主催のオンラインイベント「現場が疲弊しない、AI時代のエンジニア育成の実践」に登壇しました。
登壇タイトルは「AIがコードを書く時代に、何を教えるのか」。徒弟制度の親方としての取り組みを、親方自身が紹介するトークです。
親方がイベント登壇すると聞いて、参加者として視聴してきたので、当日の様子をレポートします。
社内で突発パブリックビューイングが発生
登壇の時間になると、社内コミュニケーションツール「world」上の「弟子フロア」に社員が集まりはじめました。
物理的には離れている社員も多いのですが、バーチャルな「パブリックビューイング」状態が実現しました。
今回のイベントは、3人の登壇者が順番にトークする形式で、いちろー親方の発表は一番最後。そのため、いちろー親方自身も自分の出番までは「world」上でつぶやいていて、楽屋のような雰囲気まで味わえました。
登壇の内容は、Zenn記事にまとまっています
さて、いよいよいちろー親方の順番がやってきました。
簡単に内容をご紹介すると、「コードレビューが大変になっているのに、品質も育成も良くなっている実感がない」という疲弊の原因に対して、AIで品質のベースを底上げしつつ、コードレビューより前の設計段階で育成の場をつくる、という2段構えのアプローチが紹介されています。
登壇の内容は、登壇資料含めて本人がZennに記事としてまとめていますので、ぜひこちらをご覧ください。
本人による記事:AIがコードを書く時代に、何を教えるのか 〜徒弟制度から考えるエンジニア育成〜
発表の内容は実際の「徒弟制度」での経験に裏打ちされていて、社内の「パブリックビューイング」でもプログラマ達が「わかる」と頷きながら聞き入っていました。
「同じ場所で働く」も、実は工夫だった
個人的に、発表の中で興味深かったは、この話でした。
ソニックガーデンの「徒弟制度」は負担軽減の制度でもあります。親方と弟子が物理的に同じ場所で仕事し、信頼関係を築いていることで、弟子がフィードバックを気軽にたくさん受けて早く成長し、結果的に負担が減っていきます。
今回のイベントのテーマは「現場が疲弊しない育成」だったのですが、「徒弟制度」が、疲弊を防ぐ工夫にもなっていたという発見がありました。近くで向き合い続けることが疲弊対策になっていた、というのは面白い事実でした。
育成する側が感じる「豊かさ」
イベントの最後には、登壇者3人が順番に質疑応答に答えていく時間がありました。
いちろー親方は「若手がいて良かったと感じる点は?」という質問に、こんなことを答えていました。
若手がいて良かったと感じるのは、「働いている時間が豊かになる」ということです。ソニックガーデンはリモートワーク中心の会社なのでずっと自室で1人で働いていたのですが、徒弟制度が始まって、物理的に近い距離で20歳くらい離れた弟子と一緒に働くようになりました。1人で働くよりも、豊かな思い出がいっぱいできて、非常に良かったなと思っています。
印象的だったのは、その後に同じ質問に答えた他の登壇者の方たちも、「働いている時間が豊かになる」という話に共感していたことです。会社や事情が違っても、育成する側が「豊かさ」を得ているという共通点に、育成の面白さと、師弟愛を感じました。
まとめ
以上、社内から見たレポートをお届けしました。
登壇の内容そのものの面白さに加えて、身近な「親方」や「徒弟制度」が社外で注目されている姿を見られる良い機会になりました。
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いちろー親方には、現在3人の弟子がいます。それぞれのインタビュー記事を公開していますので、徒弟制度に興味を持ったかたはぜひお読みください。
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【経歴】広報担当。SIerと出版社を経て、2024年にソニックガーデンに入社。
【ソニックガーデンで働く面白さ】他で聞いたことはないが、言われてみれば納得できるな、という仕事がたくさんあること。