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これまでの歩み

ソニックガーデンは2011年に、5人で独立してはじまりました。もとをたどれば、大企業のなかにあった小さなチームです。

その5人は、15年経ったいまも全員がここにいます。

そこから15年、会社の形も、働き方も、変わり続けてきました。先に計画があったわけではありません。目の前のことに手を打っているうちにこうなった、というのが実際のところです。

その道のりを、5つの時期に分けて置いています。気になったところは、当時をふりかえって書いた記事をどうぞ。

最新のふりかえり 【15期社史#0】AI時代に私たちはどう働くか? 効率化の先に「豊かさ」を追い求めた1年 15期(2025年7月〜2026年6月)のふりかえり ・ 全4本
2003 – 2026 / 5つの時期
第 1 期 2003 – 2011

社内ベンチャーとして

大企業の一部署から、独立を決意するまで

はじまりは、TISという会社のなかにあった一つの部署でした。アジャイル開発の知見を社内に広める役割から始まり、自分たちで社内SNSをつくり、やがて独立採算の事業部になります。

会社をつくろうと決めたのは、2011年の震災がきっかけでした。

2011年10月、創業の挨拶をする倉貫と藤原
2011年10月、創業の挨拶をする倉貫と藤原
2003
TISに基盤技術センターが設立され、アジャイル開発の知見発信を担当する
2005
約20人のチームが解散。残った2人で社内SNS「SKIP」をつくりはじめる
2007
SKIPが正式な社内システムになる
2008
社内事業部として発足(5人)。SKIPをオープンソース化する
2009
SKIPの外販で黒字化。レベニューシェア型の受託に挑戦する
2011
東日本大震災を機に、MBOでの独立を決意する
第 2 期 2011 – 2015

会社をつくり、型を決める

納品のない受託開発と、価値観で選ぶ採用

独立と同時に「納品のない受託開発」を始めました。月額定額で、プログラマが顧問のように寄り添う。当時としては前例のない売り方です。

この時期に、いまも変わらない型がいくつも決まりました。価値観の合う人だけを採ること。場所を問わずに働けること。どちらも、うまくいかなかった経験から決めたことです。

2013年3月、当時のオフィス
2013年3月、当時のオフィス
2011
「宣言大会」で海外で働きたいという声があがる。リモートワークの原点
2011
5人で株式会社ソニックガーデンを創業。「納品のない受託開発」を始める この5人は現在も全員が在籍
2012
価値観の合わない採用を経験し、技術力よりも価値観の一致を重んじる方針にする
2013
岡山在住のメンバーが入社。社内チャット(のちのRemotty)が生まれる
2014
『「納品」をなくせばうまくいく』を発刊する
2015
初の新卒と、初の非プログラマが入社する
第 3 期 2016 – 2020

場所と管理をなくす

全社フルリモートと、事業の広がり

オフィスの契約更新をきっかけに、全社をフルリモートに切り替えました。一人の希望から始まった働き方が、会社全体の前提になった時期です。

同じころ、新人の挑戦から「業務ハック」という事業が生まれています。経営が計画したものではありませんでした。

2017年 和歌山ハッカソンでの1枚
2017年 和歌山ハッカソンでの1枚
2016
全社フルリモートへ。オフィスの契約更新が転機になる
2017
セキュリティ体制を見直し、専門の委員会を新設する
2017
業務ハック勉強会を開催。以後、全国へ広がる
2017–19
社内ツールをRemottyから「world」へ。委員会を整える
2020
緊急事態宣言。フルリモートのため、業務への影響は小さかった
第 4 期 2021 – 2024

育てる仕組みと、言葉を持つ

徒弟制度と、理念の刷新

人が増えるにつれ、育てる仕組みが要るようになりました。親方と弟子という形の徒弟制度が始まったのがこの時期です。

同時に、自分たちが何を大切にしているのかを言葉にし直しました。10年やってきたことを、あとから言語化した作業でもあります。

2022年以降、岡山のワークプレイスに集まった若手たち
2022年以降、岡山のワークプレイスに集まった若手たち
2021
全員参加のワークショップで、価値観を言葉にする
2021
11期。企業理念をアップデートする
2022
徒弟制度が始まる(親方と弟子)
2023
若手が集まって働きたいと考え、ワークプレイスへ出社する選択肢が生まれる
2024
新しい企業理念「いいコードと、生きていく。」を公開。ロゴも刷新する
2024–25
岡山オフィスを購入・改装。倉貫書房を設立する
第 5 期 2025 –

AIと、関係性の経営へ

Claude導入と、はじめての資本提携

AIがコードを書けるようになって、つくり方が変わりました。全社でClaudeを導入し、その知見を社外にも出しています。

効率化で生まれた余裕を、何に使うか。いまはそれを、人との関係に投じているところです。創業以来はじめての資本提携も、その考え方から生まれました。

2025年以降、尾山台の本社で
2025年以降、尾山台の本社で
2025
顧問プログラマ制から開発チーム体制へ。開発責任者の制度を設ける
2025
15期。世田谷区尾山台へ本社を移転する
2025
クラシコムと資本業務提携。創業以来はじめての資本提携
2025
セタプロを一般社団法人化。「納品のない受託開発」でISMS認証を取得する
2026
高卒採用と韓国からの採用で8名が入社。初の外国籍メンバーを迎える
2026
全社でClaudeを導入。「Claude on SonicGarden」を35本公開する
2026
16期がはじまる

これからも、決めた通りに進むことはないと思います。そのときどきで良いと思うほうを選んで、またふりかえる。毎年の社史は、そうやって書き足されていきます。

この先の歩みを、一緒につくる仲間を探しています。